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【報告(3)資料3】「生成AI利活用検討ワーキングチーム」活動状況報告書.pdf (37 ページ)

公開元URL https://www.nga.gr.jp/conference/r06/6_1.html
出典情報 全国知事会議(8/1)《全国知事会》
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おわりに
本ワーキングチームでは、これまでの会議やセミナーを通じて、積極的な取組をされている栃木県、香川

県、福井県等の自治体における先進事例や、サービス事業者からアドバイスや先進技術の情報提供・助言等
を受け、生成AIに関する情報の収集と共有に努めてきました。
そうした中、令和6年4月末現在で、36都道府県※で生成AIの導入が進んでおり、令和6年度中にはさら
に4都道府県※で導入予定であり、多くの自治体でガイドラインや活用事例集を作成され、生成AIの利活用
に向けた環境整備が進んでいるところです。(※ R6.4時点の本ワーキングチーム構成都道府県43都道府県の内数)
今後、公共分野においても生成AIの活用拡大が見込まれることから、職員の意識改革を図るとともに、業
務効率化や住民サービスの向上に繋げていくため、各都道府県での取組の共有等を継続し、安全・安心な利
活用の促進に繋げていきます。
また、本ワーキングチームにおけるセミナーやアンケート調査等を踏まえ、生成AIの利活用については、
正確性や機密性等の面で様々なリスクも指摘されていることから、国に対し、「AI事業者ガイドライン」の
継続的な見直しや、生成AIの利活用の促進に向けた共通の指針作成、国と地方全体の行政事務の効率化や生
成AIを安全・安心に活用できる環境整備等の対応等について引き続き求めていきたいと考えています。
最後になりましたが、ワーキングチームの取組に際し、オブザーバーとして多大な御協力を頂きました
西日本電信電話株式会社様及び日本マイクロソフト株式会社様に感謝申し上げます。

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