よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-6:認定臨床研究審査委員会について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42147.html
出典情報 厚生科学審議会 臨床研究部会(第35回 8/8)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

認定臨床研究審査委員会(CRB)の質の確保に向けた対応(案)
対応(案)

(CRBの再設置)
○ CRBの質の確保を維持する観点からは、次のようなケースは忌避すべきではないか。
① 認定更新を行うことができないと見込まれるCRBを設置する組織等が、当該CRBの認定期間において、認定
更新を行わず、新規のCRBを設置すること
② 認定更新を行うことができずに廃止となったCRBを設置していた組織等が、当該CRBの廃止後すぐに新規の
CRBを設置すること
○ このため、次のような仕組みを設けるべきではないか。
• 上記①に該当するケースにおいて、相当の理由がある場合(審査件数が多数に上り、複数のCRBを設置するこ
とが合理的であると認められる場合等)を除き、同組織等による新規CRBの設置を認めない。
• 上記②に該当するケースにおいて、一定期間、同組織等による新規CRBの設置を認めない。この期間は原則と
して3年としつつ、改善計画の策定等により状況の改善が期待できる場合(悪質性が高いと認められる場合を除
く。)には1年とする。

(審査の質のモニタリング)
○ 審査の質を定期的なモニタリングとして、恒常的に審査の質を維持するため、以下の取扱いとしてはどうか。
• 実際の審議内容を議事録などを用いて更新までの間に評価を受けることを更新要件とする
• 定期評価の結果の概要を公表することを求める
• 定期評価の結果を受けた改善策を認定期間更新時に厚生局に提出する
また、審査の質の評価方法及び向上のための方策については引き続き検討を行うこととしてはどうか。
(参考)・臨床研究総合促進事業
令和6年度、臨中CRBのピアレビューを臨中ではない病院等に設置されたCRBにも展開

・議事録等による定期審査の実現可能性の検討
令和5年度予算事業の成果物として、議事録及び議事概要に関するチェックシート並びにひな形を公開
令和6年度予算事業において、議事録を用いた審査を見据えた議事録の内容を検討
令和6年度厚生科学特別研究事業(佐藤班(柴田小班)) CRBの審査の質の向上について

5