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資料1_第7回検討会における主なご意見 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42542.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第8回 8/21)《厚生労働省》
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令和6年8月 21 日

第8回薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会

資料1

第7回検討会における主なご意見
議題2:地域における薬局・薬剤師のあり方について
1.地域における薬局の機能・役割について
1. 5ページ目の図の個々の薬局に必要な機能において、調剤・服薬指導(外来)とあるが、
現在、服薬指導も含めて調剤と思っているので少し違和感がある。
2. 医薬品に係る情報提供が個々の薬局に必要な機能にあるが、副作用情報とか市販後調査
といった行政やメーカーへの情報提供が必須であることがわかるような記載も必要では
ないか。
3. 薬局には公共性が必要であり、地域に必要な機能を行政等と協力しながら提供していく
ものと考えており、その理念や考え方がわかるような図になるとよい。薬局はほぼ 100%
が民間事業者であり、公共性を持たせることは難しいこともあると思うが、地域の中の
全員で地域医療を守っていくという考え方を示すことができるとよいと思う。
4. 地域のニーズが見えにくい機能があったり、機能によっては地域の全部の薬局に求める
と対応できないことが多くあったりするため、そのような機能を有する薬局が地域に一
つはあるとよい。その一方で、かかりつけの薬局は重要であり、そのような薬局が役割
を発揮しにくくなるのは問題である。
5. 健康相談・関係機関との連携については「健康・介護相談対応」と全て括られており、
老人側に寄っているようにみえる。薬局は高齢者を対象とした場としての見方が強いが、
地区行政や委託を受けている社会福祉協議会などでは、子ども家庭支援センターとの協
力とか連携・取組なども行っており、東京都では薬剤師会が薬物乱用防止教育研修会と
かアルコール健康教育研修会といったものも開催しているなど、若年層への啓蒙なども
行われている。薬剤師としての見識を深めて地域貢献をしており、そういった意識づけ
を強くするためにも、こども家庭支援とか薬教育といったようなことを入れてはどうか。
6. 医師と同様に薬剤師についても、病院や薬局など、いろいろな現場において、実際に業
務に携わる形で研修、教育していただき、どのような現場に出てもある程度力が発揮で
きるよう育てていってほしいと考える。
7. 薬剤師は非常に公共性のある資格であり、薬局の事業所としては民間であっても、薬剤
師一人一人は誰かのために公共性を持って仕事をされているので、そういった理念の実
現につながるような要素を図に含めていただきたい。
8. 地域医療は大学病院・基幹病院、診療所など多重の構造で構成されており、薬局につい
ても、1つの薬局で全ての機能を持つことは難しいため、同様の考えでよいと思う。地
域単位で必ず必要な機能を持つ重要な薬局があるように体制構築する必要がある。
9. 地域・拠点で確保すべき機能を持つ薬局がない地域でどうするか考える必要がある。体
制構築については地域任せにするだけでなく、行政の関与や支援も必要になってくるの
ではないかと思う。あと少しの機能が足りないような薬局も多いと思うので、どう底上
げしていくのかといった検討も必要ではないか。
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