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参考資料2_第1回~6回検討会における主なご意見 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42542.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第8回 8/21)《厚生労働省》
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10.地域連携薬局がハブとなって地域の医療機関、薬局と連携するのであれば、その役割を
担うために適切な地域連携薬局の数を考える必要がある。
3.健康サポート薬局の役割・機能について
1. 健康サポート薬局について、全ての薬局がかかりつけ薬局を目指す中で、かかりつけ薬
局としては薬の一元管理、24 時間対応、在宅対応、他の医療機関との連携ということが
位置づけられたことで、地域連携薬局との重なりが相当出てきているのではないか。
2. 健康サポート薬局の特徴は健康サポート機能であるが、健康サポート薬局であることや
その役割のアピールをあまりしてこなかったことで、患者や市民に知られず、広がって
いっていない現状があるため、健康サポート機能を見えるようにすることで、健康サポ
ート薬局が本来の役割を果たせるようになるのではないか。そのためにも、健康サポー
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6.

ト機能を果たしているのかを確認するようなシステムが必要と考える。
健康サポート薬局については、行政の立ち入り検査等において基準を満たしているかど
うか確認がなされており、チェック機能はあると考えている。
行政側からも地域にある健康サポート薬局を有効に活用する取組が必要。
未病や予防という概念から、健康サポート機能の中に検体測定室の設置を要件として入
れてもよいのではないか。ただし、こういった機能を評価する場合は、いかに臨床判断
して受診勧奨、早期発見・早期治療につなげるかというところで、どういった相談があ
って、それをどういった医療機関や受診勧奨につなげたかという実績を見ることが重要。
患者視点で見たときに、健康サポート薬局でなくても、健康サポート機能を発揮し、相
談対応等ができる薬局があるため、現在の健康サポート機能の項目が非常に分かりづら

くなっていることから、分かりやすく整理することが必要ではないか。
7. 健康サポート薬局が、かかりつけ薬局としていろいろなサービスを提供することになる
が、健康相談等の実施についてインセンティブがない。何らかのインセンティブを与え
て、処方箋を持たない人にもきちんと対応するという機能がある薬局というのをきちん
と形として国民に示す必要があるのではないか。薬局は処方箋を持っていないと入りに
くいと考えられており、そのハードルを下げないと機能しないのではないか。
8. 健康サポート薬局について、調剤報酬とも連動するような形になると、その報酬を取る
ために体制を整備することにつながり、健康サポート薬局を目指すことに取り組みやす
くなる薬局が増えるのではないか。
9. 以前は薬局において処方箋対応業務はなかったが、今は処方箋の業務が薬局の多くを占
め、セルフケア、健康サポートに対する機能というものが十分ではなくなってきてしま
った。長い期間かけてこのような状態になったものであり、今すぐ対応するのは難しい
が、薬局としてはセルフケアに資するような医薬品供給、相談、応需というのをしっか
りやる必要があると認識している。
10. 健康サポート薬局の届出基準において、薬剤師が研修認定を取る必要があるが、(日本
薬剤師会の研修により)その認定を取っている薬剤師数は1万 5000~6000 人おり、健
康サポート薬局の目標数と同じだけ存在している。健康サポート薬局の届出基準におけ
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