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参考資料2_第1回~6回検討会における主なご意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42542.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第8回 8/21)《厚生労働省》
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第3回検討会における参考人からのご意見
佐々木参考人(医療法人社団悠翔会 理事長)
○ 薬局・薬剤師との連携は重要であり、特に診療に同席することで診療の質が向上する。
○ 夜間・休日対応体制については実際に機能していることが大変重要だが、薬局の対応
としてはまだまだ脆弱。
○ 在宅医療において時間外対応は大変重要であり、ゼロにすることは困難だが、対応で
きない薬局も多い。
○ ただ薬を届けるのが薬剤師の仕事ではなく、薬剤師としてアセスメントできる力があ
るかどうかが重要。在宅の患者は大変困難な状況の方が多く、コミュニケーション能力
も必要であり、取りあえず薬を提供したということではなく、訪問した結果についても
フィードバックして実施できるのかを考えると、何となくやっつけの当番ではなかなか
難しいのではないか。
○ 訪問服薬指導をしている薬局は時間外対応できる確率が高いが、すべて 24 時間対応
している状況ではなく、患者の重症度に応じて最適な薬局を選択するように、各地域の
実際の薬局の対応状況を患者に共有した上で助言している。
○ 頑張ってくれている薬局が、善意で頑張っている状況ではもたないと思うので、今回、
診療報酬の改定はあったが、きちんと評価をしていただきたい。
○ 緊急対応のための事前の処方については限界があり、その多くは廃棄することになっ
てしまう。
○ 医師が往診して薬を届けることもできるが、在宅医よりも薬局薬剤師の方が多いと思
うので、合理的な分担が必要ではないか。
○ 在宅患者は訪問服薬指導の利用率が高く、都市部では訪問服薬指導が提供できる体制
が確保されつつあると思うが、都市部以外においては、薬局の数や機能が限定されてい
てなかなか厳しい地域がある。
○ 時間外の薬剤提供について、体系的な薬局間地域連携ということで進めていただいて
いるようであるが、機能しているのか疑問。実際に機能していることが重要。
○ 特に薬局のリソースが少ない地域について、必要な薬剤が確実に必要な患者に必要な
タイミングで届くという体制を確保することが必要であり、患者の立場を踏まえた議論
を整理していただきたい。
○ 老人ホームへの配薬について、以前実施されていたと記憶しているが、現在は実施さ
れていない。処方箋を出せば患者はすぐにその薬が使えたので、このような仕組みを公
的な枠組みとして許可してほしい。
○ へき地・離島は本当にリソースが限られており、緊急避難的に必要な対応ができるよ
う、薬局・薬剤師しか薬は触れないという厳格なルールではなく、緊急医療に準じた形
で必要なルールを作ってほしい。
○ 在宅緩和ケアについて、地域で対応できる薬局は限定的であり、対応が集中している。
そのような薬局では麻薬の在庫や夜間対応もあり負担になっている。クリーンベンチな
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