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資  料 2 NAT コントロールサーベイ事業 2023 年度 実績報告 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42777.html
出典情報 薬事審議会 血液事業部会 安全技術調査会(令和6年度第1回 8/30)、運営委員会(第2回 8/30)(合同会議)《厚生労働省》
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ることが確認された。陰性対照は全て陰性と判定された。
3.考察
2023 年度に実施した HBV、HCV、HIV-1、および HEV の 4 ウイルスパネルを用

いた第 14 回 NAT コントロールサーベイにて、輸血用血液製剤の NAT を実施する施設
でのスクリーニング試験と同定試験の両試験法において、HBV、HCV、HIV-1、および
HEV の各ウイルスの陽性検体を検出できたことから、試験の精度管理が適切に実施され
ていることが確認された。全施設において HBV、HCV、HIV-1、および HEV の低濃度
(300 IU/mL) に希釈された検体および高濃度の他のウイルスが混在した検体 (>3×103
IU/mL) でも標的のウイルスが特異的に検出・同定されたことから、検出感度および検
出特異性は高い水準で維持されていると考えられる。
4.2024 年度の実施計画(表5)
2024 年度は、輸血用血液の NAT 実施施設、および血漿分画製剤の原料血漿プールの
NAT 実施施設を対象に、パルボウイルス B19 NAT の検出感度と特異性の実情把握を目
的とした第 15 回 NAT コントロールサーベイの実施を計画している。

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