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参考資料2_第1~7回の検討会における主なご意見 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43483.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第9回 9/18)《厚生労働省》
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は、地域に出て、患者宅、病院まで入っていって事前に必要な対応をしていくことが求
められる。このため、個々の薬局の必要な機能というよりは、図の青枠の中にある機能
が重要である。
8. 訪問看護師との連携などについて、具体的にどのようにしたら進むのか。例えば、訪問
看護師と薬剤師が少しの時間でも同時に訪問するとそこで情報共有や話ができるので助
かるという声もあれば、ケアマネジャーからは、患者の情報を継続的に確認できるので、
訪問看護師とは曜日を分けて訪問してほしいと言われることもある。このような場合は
ICT による情報共有もある。
9. 医療 DX を推進する中で情報の共有や連携の具体的な案をしっかりと考えていかないと、
実際機能しなくなってしまうと思う。
10.医薬品の適正使用、ポリファーマシー対策とか地域フォーミュラリーとか、そういった
ことを中心的に担っていく機関であるということをはじめに記載いただきたい。
11.経験上、連携については、薬剤師に、地域の講演会、できればグループワークが一番い
いと考えるが、そこでみんなで顔を合わせて話し合うというのが一番近道であると考え
る。
12.いわゆるハブアンドスポークの考え方は物流とか交通の分野であり、ハブがないとスポ
ークが機能しなくなったり、全ての物流がハブを経由しないといけないという、いい面
とよくない点もあるので、ハブアンドスポークのような地域連携というよりは、本来は
それぞれの薬局や医療機関が必要に応じてお互いがつながり合えるネットワークみたい
な形で、そのネットワークの中で、それぞれの医療機関・薬局が得意な分野、あるいは
役割や機能を持っていると考えている。その中で、連携に関し、より多くの役割とか機
能を持っていたり、ネットワークのつながりがより強いような薬局が地域連携薬局にな
っていくのであって、ハブアンドスポークのハブのような役割を一義的にその地域の中
でその薬局が取ってしまっているような地域連携の考え方ではないと考えている。地域
連携について、何をもって地域連携というのか考え方を整理してもよいのではないか。
3.健康サポート薬局の役割・機能について
1. 健康サポート薬局について、一般の方がほとんど理解できておらず、そんなものがある
ということ自体を知らない。健康サポート薬局自体、自分たちがプラスアルファでこう
いう役割を持っているということを、利用する方に発信していただかないことには、認
知が全然進まないのではないかなと思うので、自らの役割を地域に発信していただく必
要があると思う。これにより、こんなときにこういうふうなことでアドバイスを求めて
もいいのだなとか、相談に行ってもいいのだなということが分かる。全然発信しなけれ
ば、患者としては利用のしようがないため、活用できるような情報発信ということを記
載いただきたい。先ほどの地域連携薬局も、同様であると考える。
2. 健康サポート薬局も地域連携薬局も、社会的な使命感を持った薬局のボランティア的な
役割の下に機能するものかと思う一方で、インセンティブが求められる時代となってき
ており、こうした政策が機能するためにも何らかのインセンティブを併せて考慮してい
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