よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


「再生医療等安全性確保法の適用となる異種移植の実施について」 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43769.html
出典情報 厚生科学審議会 再生医療等評価部会(第98回 9/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

異種移植についての検討状況




○ 国内における異種移植については、以下の通知に基づき実施することを求めてきた。

• 「「異種移植の実施に伴う公衆衛生上の感染症問題に関する指針」の改訂について」(平成28年6月13日付
け医政研発0613第1号)
• 「「異種移植の実施に伴う公衆衛生上の感染症問題に関する指針」に基づく3T3J2株及び3T3NIH株を
フィーダー細胞として利用する上皮系の再生医療への指針について」(平成16年7月2日付け医政研発第
0702001号)

○ 2022年に米国で世界で初めて、遺伝子改変を行ったブタ心臓のヒトへの移植が実施された。その後、
遺伝子改変を行ったブタの腎臓移植やブタの肝臓移植等、世界中で遺伝子改変動物を用いた異種移
植の報告がされている。
○ 国内においても、海外で開発された遺伝子改変動物の技術供与を受けるなど、臨床研究における異
種移植の実施に向けた動きがある。
厚生労働省の対応状況

○ 厚生労働省においては、遺伝子改変を行った異種移植に関する課題の整理等を行うため、以下の厚
生労働科学特別研究を実施。

令和4年度「遺伝子改変を行った異種臓器の移植に関する課題や論点等の整理のための調査研究」
令和5年度「遺伝子改変を行った異種臓器の移植に関する再生医療等安全性確保法の適用と運用および公衆
衛生上の安全性の確保に向けた調査研究」(※次ページ参照)

これらの研究の結果も踏まえ、再生医療等安全性確保法に基づき、遺伝子改変を行った異種移植を行
う場合の適切な実施体制を整理する必要がある。

2