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【資料2】マイナ保険証の利用促進等について (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43984.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第183回 9/30)《厚生労働省》
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円滑な移行に向けた対応について


マイナ保険証は、患者本人の健康・医療情報に基づくより良い医療の提供、緊急時の活用などのメリットがあり、
医療DXを進める上での基盤。12月2日に現行の保険証の新規発行を終了し、マイナ保険証を基本とする仕組みに
移行するに当たっては、全ての方が安心して確実に保険診療を受けることができるよう、最大1年間は、現行の保
険証を使用可能とし、デジタルとアナログの併用期間を設けることとしている。

○ 後期高齢者は、ITに不慣れなどの理由で、マイナ保険証への移行に一定の期間を要すると考えられるほか、
75歳到達や転居に伴う後期高齢者医療への加入に際し資格取得届出の提出が省略されている。このため、12
月2日以降にこれらの事情が生じた場合、保険者との直接の接点がなく届出の機会を通じて保険者が資格確認
書の申請勧奨などを行うことが困難であり、本人が十分認識しないまま、現行の保険証が失効しマイナ保険証
のみになるケースがあると考えられる。
来年夏の一斉更新までの暫定的な運用


円滑な移行に向けて、デジタルとアナログの併用期間を確保するため、暫定的な運用として、来年夏の一斉更新
までの間、現行の保険証が失効する後期高齢者に資格確認書を職権交付する。(保険資格の異動のない大半の後期
高齢者との均衡を図る。)(9月26日付け事務連絡)

○ あわせて、高齢者のマイナ保険証の利用促進、利用環境の整備の観点から、以下の取組を行う。
(マイナ保険証の利用促進)
・ 資格確認書等を送付する際に、マイナ保険証の使い方やメリット、カードの安全性等を周知
(マイナ保険証の利用環境の整備)
・ マイナ保険証の使い勝手を良くするため、顔認証端末の操作の負担が減るよう、包括同意画面を導入
・ 顔認証・暗証番号入力が難しい方でも対応できるよう、目視モードの利用改善に向けた改修

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