よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【参考資料2-3】急性呼吸器感染症(ARI)の今後の取扱いについて(第85回 感染症部会 資料1) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43998.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第90回 10/9)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

1-3 急性呼吸器感染症に関する特定感染症予防指針に含めるべき事項について


現在の「インフルエンザに関する特定感染症予防指針」(インフルエンザ予防指針)については、以下の項目につ
いて記載している。



新たに作成を検討している「急性呼吸器感染症に関する特定感染症予防指針」については、インフルエンザ予防指
針を参考に、ARI一般にかかる総合的な対策に加え、インフルエンザ、COVID-19、その他の急性呼吸器感染症に
関して特異的な対策については、各論的に記載を行ってはどうか。
(※ パンデミック対策に関する事項については、原則として新型インフルエンザ等対策政府行動計画において取
り扱う。)



指針に盛り込むべき内容の詳細については、今後の感染症部会で議論したい。

「インフルエンザに関する特定感染症予防指針」における項目
第一 原因の究明
①基本的考え方、②発生動向の調査の強化、③発生動向の調
査の結果の公開及び提供の強化、④国際的な発生動向の把握

第二 発生の予防及びまん延の防止
①基本的考え方、②予防接種の推進、③予防接種以外の一般
的な予防方法の普及、④施設内感染の防止、⑤一般向け情報
提供体制及び相談機能の強化

第三 医療の提供
①基本的考え方、②医療機関向け学術情報の発信強化、③流
行が拡大した場合の対応の強化、④施設における発生事例へ
の対応の強化、⑤インフルエンザワクチン等の供給

第四 研究開発の推進
①基本的考え方、②インフルエンザワクチン等の研究開発、
③疫学研究の推進、④研究機関の連携体制の整備、⑤研究評
価の充実

第五 国際的な連携
①基本的考え方、②国際機関との連携強化、③先進国相互間
の協力体制の整備、④開発途上国への協力

第六 関係機関との連携の強化等
①基本的考え方、②保健所及び地方衛生研究所の機能強化、
③専門家会合の開催、④本指針の進捗状況の評価及び展開
5