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【参考資料2-3】急性呼吸器感染症(ARI)の今後の取扱いについて(第85回 感染症部会 資料1) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43998.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第90回 10/9)《厚生労働省》
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2-3 急性呼吸器感染症(ARI)の動向把握の目的と把握体制(案)について
➢ ARIの国内の動向として、「ARI定点/病原体サーベイランス(ゲノムサーベイランス含む。)」、重症例の動向
として「SARIサーベイランス」、海外からの流入リスクの把握の一環として「入国時ゲノムサーベイランス(検
疫検体)」を実施。
➢ 国内外のARI(軽症、重症)の発生動向、その病原体別検出割合を把握することで、流行中の呼吸器ウイルスを把
握するとともに、検出された病原体分離株の解析を行うことで平時より呼吸器感染症の包括的なリスク評価を実施。
➢ インフルエンザ病原体定点をARI病原体定点へ切り替え、 5類感染症病原体定点にて把握していたARIに含まれる
感染症についてはARI病原体定点に集約。これまで実施していたCOVID-19のゲノムサーベイランスを、他の急性呼
吸器感染症とともに、 ARI病原体定点にて収集された検体を用いてゲノムサーベイランスを実施。
➢ 平時から本サーベイランスを実施することで、新たな呼吸器感染症の早期検知・対応を行うとともに、有事が起き
た際には、円滑に有事の体制への移行を可能とする。
➢ 病原体分離株を蓄積し、呼吸器感染症の予防・診断・治療薬の開発等に利活用可能な体制を確保する。
把握体制(案)

疾患特異的
軽症例
症候群

急性呼吸器感染症
(ARI)
重症例
(SARI)

疾患特異的
症候群



発生動向調査(ARI定点を除く定点把握、全数把握)



ゲノムサーベイランス(ARI病原体定点を用いて把握)新規



発生動向調査(ARI定点/病原体サーベイランス) 新規



入国時感染症ゲノムサーベイランス 令和6年4月より開始



発生動向調査(インフル、COVID-19等基幹定点)



重症呼吸器感染症(SARI)サーベイランス 新規(REBIND)



発生動向調査(疑似症サーベイランス)

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