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資料3 是永参考人研究報告 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44257.html
出典情報 肝炎対策推進協議会(第33回 10/11)《厚生労働省》
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お伝えしたいこと① 肝炎ウイルス検診・検査陽性者受診状況(確認と工夫)
背景・課題

○ 肝炎ウイルス検査を受けて陽性と判明した方(陽性者)を受診→受療につなげることは重要であり、未受診者へのフォローアップが急務。
※ 例えば、検査結果のみでは25%しか受診していないが、未受診者に受診を勧奨することで、さらに45.8%が受診(職域健診の例)

○ 一方で、地方自治体が実施する陽性者のフォローアップにおいては、陽性者からの受診状況の報告が十分ではなく、受診率を正確に
把握できていない。
研究班の取組み

課題
○ 川崎市においては、陽性者へ調査票の送付と、返信がない者への架電によりフォローアップを行っていたところ、未確認者が増加傾向にある
ことから、受診状況をより正確に把握するため、以下の取組みを実施。
・ 肝炎ウイルス検査の申込時に、陽性だった場合には受診状況を確認することを、あらかじめ同意を得ることとした
・ 受診状況の確認方法として、調査票の返信に加えて、QRコードを用いたWebでの回答方法を導入した
・ 川崎市から検査を委託した医療機関に受診を直接確認することとした

お伝えしたいこと② 病院内肝炎ウイルス陽性者受診促進(日本眼科医会との連携)
背景・課題

○ 医療機関での肝炎ウイルス検査(手術前検査等)において陽性が判明した方を、適切に専門医の受診へつなげていくことが重要。
○ 一般的に手術件数を反映して、眼科、整形外科での肝炎ウイルス検査数が多く、対象年齢構成から陽性率も高いことが判明したため、
まずは、これらの科にアプローチしていくことが急務。
研究班の取組み

○ 日本眼科医会と連携し、以下の取組みを実施
・ 日本眼科医会会員にアンケート調査を行い、眼科医等が活用しやすい患者への説明用資材として、受診勧奨・陽性者のためのリーフレットを作成
・ 眼科スタッフを肝炎医療コーディネーターに養成が受診率に与える影響を分析 等

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