基礎、臨床、疫学等研究分野のすべてにおいて、肝炎研究の人材不足に対応するため、
若手研究者の育成・活用に係る取組の充実・強化を図る。
（４）国際交流
外国人研究者の招へいや外国への日本人研究者の派遣等の人的な交流に加え、国外に
向けた研究成果の発信や国外において実施されている研究等に関する情報の積極的な
取得等の知的交流を活発に行うことが重要である。

６．戦略の評価と見直し
本戦略は、2022 年度から 2030 年度にかけての戦略目標の達成を目指し、重点課題につ
いて集中的に研究を進めていくものであるが、このたび、研究の進捗状況を評価し、戦略
の見直しを行った。国際的な肝炎対策の目標達成に向けた動向や、我が国における肝炎を
めぐる動向を注視しつつ、我が国の研究の進捗状況を５年後を目途に評価した上で見直
し、必要な措置を講ずる。