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資料1-3 カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44135.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会(第9回 10/16)《厚生労働省》
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カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症
1. 届出基準設定の経緯と現状
カルバペネマーゼ産生腸内細菌目細菌を薬剤感受性試験のみにで正確に把握する目的で届出基準を設定
微量液体希釈法
(MIC,µg/mL)

ディスク拡散法
(阻止円直径,mm)

≧2

≤ 22

イミペネム(IPM)

≧2

≤ 22

セフメタゾール(CMZ)

≧ 64

≤ 12

メロペネム(MEPM)
あるいは下記の両方を満たす株

IPM の採用理由
・2014年当時、薬剤感受性試験にて MEPM を測定していない医療機関もあり、IPM での基準も必要で
あった(現在はメロペネムの測定株数の方が多い)。
・国内に多い IMP-6 型の MBL 産生菌等の CPE の検出には IPM より MEPM が望ましい。
CMZ の採用理由
・カルバペネマーゼ産生腸内細菌目細菌の検出に関して、感度・特異度ともに低い IPM を基準に加える
ため、IPM に生来耐性となる Proteus 属菌を除外するための条件として、セファロスポリン系は ESBL
が含まれるため、セファマイシン系の代表薬剤として CMZ を選択した。
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