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資料1-4 薬剤耐性緑膿菌感染症 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44135.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会(第9回 10/16)《厚生労働省》
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MDRP 感染症の全数化に関する課題
4. 今後、留意すべき課題
⚫ 「薬剤」耐性緑膿菌という名称のため、届出基準としては多剤耐性であるが、一剤のみ
耐性の緑膿菌を報告する可能性がある (誤まった認識をしている定点医療機関あり)。
⇒ 「多剤」耐性緑膿菌と名称変更してはどうか(MDRA も併せて変更すべき)。
⚫ 届出基準と国内で広く使用されている CLSI の基準が一致していない。
⇒ CLSI M100 に準拠した届出基準としてはどうか(MDRA も併せて変更すべき)。

⚫ 多剤耐性(MDR)の定義は国によって異なるため、海外との比較は困難
⇒ アミカシン耐性の基準を含むのは一般的ではない可能性がある
⚫ AMR 対策アクションプランで適切な指標を用いて対策を進めていくことが重要である。
⇒ 現在のアクションプランの成果指標はカルバペネム耐性緑膿菌を対象としているが、
指標として MDRP を追加する・差し替える、または、MDRP の代替指標としてカルバ
ペネム耐性緑膿菌を指標としているという説明の追記について検討してはどうか。

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