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【資料1】医療用医薬品の安定供給について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44453.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第17回 10/21)《厚生労働省》
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安定供給確保マネジメントシステムに関する主な御意見(4/5)
~第14回~第16回医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議~

<需給データを活用したモニタリング>
● 薬局等の電子処方箋システムを活用したモニタリングでは、注射薬などの病院で使用される重要な医薬品は把握
できない。今後の検討が必要ではいか。

● 電子処方箋を扱える薬局は大規模なところが主流になる可能性がある。その場合、小規模な薬局が電子処方箋
システムを活用したモニタリングの対象にはならず、現場の実態を把握できない可能性がある点に留意が必要。
● 医薬品の需給状況については、全量把握することができれば理想的であるが、それぞれ医薬品の需給の「変化」
を捉えることも重要となるのではないか。

● 医薬品の需給状況のモニタリングで、全量把握するのは困難であると思われるが、製薬企業で個別に収集して
いる地域別の医薬品の出荷状況や感染症サーベイランスの情報と合わせると、参考となる有用な情報となる可能性
がある。
● 医薬品の需給状況の把握では、川上の状況把握が非常に重要。生産計画から生産量・在庫量・出荷量、更に社会
からの要請である受注量をディスクローズすれば、限定出荷の状況や要因も含む市場全体の状況が見えてくるので
はないか。
● 卸の出荷や在庫等の状況を確認することも必要ではないか。
● 例えば、精神科では、同一薬効・同一成分でも、剤形が違うだけで患者が拒否してしまい、症状の悪化につな
がってしまうことがある。マクロでは仕方のない面もあるが、そうした点への細かい配慮も必要。
● それぞれの医薬品が患者にとっては非常に重要。個別の製薬企業の生産計画、生産量、在庫量、出荷量等を
モニタリングし、患者の治療に影響が出ないよう、国がしっかりと監視していくことが重要。
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