当学会で把握している問題事例
 悪質事案２：組織ぐるみで行われていると推測される事案
（JSAS理事の知人の話で、警察に一緒に相談に行った事案）
一見値段が安いクリニックなので、予算数万円くらいでアンチエイジング、リフトアップを希望して来院。
→来院時に自由診療なのに保険証を預かられる。その後、同様にカウンセラーが顔の欠点を多数指摘し、各種
手術やプチ整形を提案し、見積もりが300万になる。そのような金額は払えないので帰ろうとするが、なか
なか帰してくれない。いつもの手段で少しずつ割り引かれていって（ 「院長に確認します」とカウンセ
ラーが部屋を出て、戻ってきて「少し安くなった」と言うが、これは演技であり、実際は院長に確認してい
ない模様）、150万くらいになる。もちろんそのような金額は払えないので、帰ろうとするが保険証を返し
てくれず帰れない。それでも帰りたいと伝えると、それなら本当は300万のところを150万まで値下げしたの
だから、差額分の150万円をキャンセル料として支払えと言われる。それは払えないと言うと、払えない
なら普通に150万今日払って施術していく方がいいよね？等と理由のない詰め方をされる。
そこで、カウンセラーが一旦退出した隙に、当院のスタッフに泣きながら電話をかけてきて、助けてくれと
救助を求められる。当院スタッフは当該クリニックがそのような強引な勧誘をする常連だと知っているので、
絶対に一円も払わない強い気持ちで帰るように伝え、また電話はかけっぱなしでポケットに入れておく
ように指示（当院スタッフ数名はその時の状況を聞いているという証拠を取る）。その後は、スタッフから
の助言に従い、絶対に金を払わないと言い続け、ようやく人質に取られていた保険証も返してもらい帰るこ
とができた。
この間約３時間半の監禁。当院スタッフのおかげで金を払うことはなかったが、長時間の監禁・カウンセ
ラーからの脅迫など悪質な事案である。
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