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資料1 医師偏在是正対策について (3 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45783.html |
出典情報 | 新たな地域医療構想等に関する検討会(第12回 11/20)《厚生労働省》 |
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令和6年9月30日「新たな地域医療構想等に関する検討会」における主なご意見②
規制的手法について
《管理者要件の対象医療機関の拡大》
○ 若年層は管理職になることを避ける傾向があるため、管理者要件の対象医療機関の拡大に魅力を感じる人が少ないのではないか。
○ 特に大病院の管理者は経営や労務管理を含む幅広い知識や経験を持つべきだが、管理者要件に医師少数区域等での勤務経験を義務化することは、結
果的に経験が偏った人材となるリスクがある。
○ 若い時期に6か月、1年と医師不足地域で働いたということは医師としての素養にも繋がることでなので、それを認定すること自体はよいこと。一
方で、昨今、若手医師で病院管理者になることを希望している医師はあまり多くないと思われるので、施策の効果としては疑問。
○ 対象医療機関に公的病院を含める場合、関係者の意見を考慮した丁寧な制度設計を求める。
○ 対象医療機関を拡大するならば、実効性確保のため、幅広い医療機関を対象とすべきである。
○ 6か月以上から延長するならば、現場の実態を踏まえて、断続的な勤務の積算も考慮するべきである。
○ 地方への派遣で6か月を1年にしたらどうかという案だが、むしろ3か月といった短くするのも手なのではないか。3か月という短い期間なら行っ
てもよいという人はいるはず。
《新規開業希望者への要請等》
○ 外来医師多数区域において新規開業する場合は、地域の不足診療科や医療機能を補う場合に限り、保険医療機関として指定し、順守しない場合は指
定を取り消すべきである。
○ 医師偏在是正のためには色々な地域・立場の関係者において合意形成が重要であることは理解するが、一方で、現案の規制的手法では偏在是正効果
が弱い。実効性を確保するため、都道府県の勧告に従わない場合は、保険医療機関の指定を取り消すなど、規制の強化が必要である。
○ 医師少数区域等での勤務経験を新規開業する場合の要件にしてはどうか。
○ 新規開業者への情報提供や要請は重要であるが、実効性を確保するために、関係者の理解を得ながら段階的に進めるべきである。
○ 現時点において、あくまで自由開業の否定となるような保険医療機関の取消等の強い規制的手法には反対である。地域の実情を情報提供し協議する
場を設けることが重要であり、新規開業を考える医師やコンサルタントに理解してもらう必要がある。
○ 医師多数区域の規制的手法を厳格にしたところで、決して少数区域には医師は向かない。むしろ規制的手法を強めるということよりも、本当に必要
な少数区域への医師の派遣の公的な仕組みが必要なのではないか。
《保険医療機関の管理者要件》
○ 保険医療機関の管理者要件に際しては、相当程度の長期間にわたる保険診療経験を義務付けるべきである。
○ 保険医療機関の管理者要件に一定期間の保険医勤務経験を設定することはよいが、医師偏在対策としての要件化とすると、美容医療等の都市部の誘
導につながるため、留意が必要である。
○ 管理者要件の厳格化が逆効果になるならば、保険医の登録要件に一定期間の保険医勤務経験を加えることを検討するべきである。
○ 医師多数区域で保険医療機関の管理者になる場合に、医師少数区域等での勤務経験を求めるのはどうか。
○ 美容医療に従事する医師に対して、一定期間、医師不足地域に行くことを要件とするのはどうか。
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規制的手法について
《管理者要件の対象医療機関の拡大》
○ 若年層は管理職になることを避ける傾向があるため、管理者要件の対象医療機関の拡大に魅力を感じる人が少ないのではないか。
○ 特に大病院の管理者は経営や労務管理を含む幅広い知識や経験を持つべきだが、管理者要件に医師少数区域等での勤務経験を義務化することは、結
果的に経験が偏った人材となるリスクがある。
○ 若い時期に6か月、1年と医師不足地域で働いたということは医師としての素養にも繋がることでなので、それを認定すること自体はよいこと。一
方で、昨今、若手医師で病院管理者になることを希望している医師はあまり多くないと思われるので、施策の効果としては疑問。
○ 対象医療機関に公的病院を含める場合、関係者の意見を考慮した丁寧な制度設計を求める。
○ 対象医療機関を拡大するならば、実効性確保のため、幅広い医療機関を対象とすべきである。
○ 6か月以上から延長するならば、現場の実態を踏まえて、断続的な勤務の積算も考慮するべきである。
○ 地方への派遣で6か月を1年にしたらどうかという案だが、むしろ3か月といった短くするのも手なのではないか。3か月という短い期間なら行っ
てもよいという人はいるはず。
《新規開業希望者への要請等》
○ 外来医師多数区域において新規開業する場合は、地域の不足診療科や医療機能を補う場合に限り、保険医療機関として指定し、順守しない場合は指
定を取り消すべきである。
○ 医師偏在是正のためには色々な地域・立場の関係者において合意形成が重要であることは理解するが、一方で、現案の規制的手法では偏在是正効果
が弱い。実効性を確保するため、都道府県の勧告に従わない場合は、保険医療機関の指定を取り消すなど、規制の強化が必要である。
○ 医師少数区域等での勤務経験を新規開業する場合の要件にしてはどうか。
○ 新規開業者への情報提供や要請は重要であるが、実効性を確保するために、関係者の理解を得ながら段階的に進めるべきである。
○ 現時点において、あくまで自由開業の否定となるような保険医療機関の取消等の強い規制的手法には反対である。地域の実情を情報提供し協議する
場を設けることが重要であり、新規開業を考える医師やコンサルタントに理解してもらう必要がある。
○ 医師多数区域の規制的手法を厳格にしたところで、決して少数区域には医師は向かない。むしろ規制的手法を強めるということよりも、本当に必要
な少数区域への医師の派遣の公的な仕組みが必要なのではないか。
《保険医療機関の管理者要件》
○ 保険医療機関の管理者要件に際しては、相当程度の長期間にわたる保険診療経験を義務付けるべきである。
○ 保険医療機関の管理者要件に一定期間の保険医勤務経験を設定することはよいが、医師偏在対策としての要件化とすると、美容医療等の都市部の誘
導につながるため、留意が必要である。
○ 管理者要件の厳格化が逆効果になるならば、保険医の登録要件に一定期間の保険医勤務経験を加えることを検討するべきである。
○ 医師多数区域で保険医療機関の管理者になる場合に、医師少数区域等での勤務経験を求めるのはどうか。
○ 美容医療に従事する医師に対して、一定期間、医師不足地域に行くことを要件とするのはどうか。
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