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「医師偏在対策」等についての提言 日本病院会 (1 ページ)

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出典情報 「医師偏在対策」等についての提言(11/19)《日本病院会》
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2024 年 11 月 19 日
厚生労働大臣
福 岡 資

麿


一般社団法人
会 長 相

日本病院会
澤 孝 夫

「医師偏在対策」等についての提言
「医師偏在対策」については、
「経済財政運営と改革の基本方針 2024」
(令
和 6 年 6 月 21 日閣議決定)において、「是正に向けた総合的なパッケージを
2024 年末までに策定する」とされ、医師養成課程を通じた対策の検討を「医
師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」で行い、医師養成課程
を通じた対策以外の検討を「新たな地域医療構想等に関する検討会」で行うこ
ととされました。
これらの情勢と、特に地方の中小病院の医師確保が非常に困難な現況等を
踏まえ、病院団体としての意見を以下のとおり取りまとめたので提言いたし
ます。

1. 「医師少数地域で働くための要件とインセンティブ」について
1)医師全ての年代を対象
○医師全ての年代を通して、医師少数地域で働くことについて、「医師と
しても人としても楽しいこと、良いことがある」と感じられる方策を考
えることが大切ではないか。
○これまでの制度の中で改善策を考えるのは難しいため、発想を変えて、
医師少数地域で働く医師に対しては税制優遇を行う等の対策が必要で
はないか。
2)高年層を対象
○いわゆるメスを置いた医師等のベテラン医師が、キャリアチェンジに伴
い、ふるさと U ターンのような形で円滑に医師少数地域において働け
るような仕組みがあると良いのではないか。その場合、働き方も多様に
設定し、一週間働くこともできれば長期に働くこともできる、また、勤
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