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【資料1】抗微生物薬適正使用の手引きの改訂について(案) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45318.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会 薬剤耐性(AMR)に関する小委員会 抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会(第6回 11/19)《厚生労働省》 |
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議題1.1
歯科領域編の追加
現状
⚫ 歯科領域感染症に対する抗菌薬治療に関しては、歯周病患者における抗菌薬適正使用のガイドライン2020、JAID/JSC 感
染症治療ガイド2019等に記載がある。歯科治療における抗菌薬予防投与に関しては、感染性心内膜炎の予防と治療に関
するガイドライン、術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン等に記載がある。
⚫ 日本では、上記のような適正使用のガイドラインはあるものの、実態が反映されていない。
⚫ 英国では、Dental antimicrobial stewardship : toolkit(複数のガイドラインやガイダンス、教育・トレーニングツール、
アニメーション動画等)がWebサイトに公開されている。(https://www.gov.uk/guidance/dental-antimicrobial-stewardship-toolkit)
課題
⚫ 抗菌薬使用量や使用割合より、歯科領域の医療現場では抗菌薬使用に当たりガイドラインが必ずしも厳守されていない
と推測され、更なる適正使用の推進に向けた取り組みが求められる。
⚫ 歯科領域の抗菌薬処方は、多くが歯科診療所で行われていると推測され診療所内での処方が完結するケースがある。こ
のような状況を踏まえると本質的に製薬企業等との利益相反 (COI) の考慮が必要であり、国から適正使用の情報を発信
することが必要である。
⚫ 以上を加味して、薬剤耐性(AMR)対策アクションプランにおける戦略4.1※)を基に、適正使用に向けて、抗微生物薬
適正使用の手引きに歯科領域において順守すべき事項をまとめてはどうか。
※ 「戦略4.1
医療機関における抗微生物薬の適正使用の推進」
取組:抗微生物薬適正使用(AMS)の推進に資するガイドライン・マニュアルの整備
厚生労働省に設置した「薬剤耐性(AMR)に関する小委員会」、「抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会」で必要な検討を行い、感染予防・管
理(IPC)や抗微生物薬適正使用(AMS)を引き続き推進、「抗微生物薬適正使用の手引き」の更新、内容の充実及び臨床現場での活用の推進と記載。
改訂の方針(案)
薬剤耐性(AMR)小委員会における委員の意見を反映して下記の要望を記載してはどうか。
⚫ 術後の予防投与および歯性感染症の治療に関する歯科領域感染症の範囲を明確にし記載
⚫ ペニシリンアレルギーおよび副作用の相違点を記載
⚫ 流通状況を考慮した治療薬の選定に関して記載
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歯科領域編の追加
現状
⚫ 歯科領域感染症に対する抗菌薬治療に関しては、歯周病患者における抗菌薬適正使用のガイドライン2020、JAID/JSC 感
染症治療ガイド2019等に記載がある。歯科治療における抗菌薬予防投与に関しては、感染性心内膜炎の予防と治療に関
するガイドライン、術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン等に記載がある。
⚫ 日本では、上記のような適正使用のガイドラインはあるものの、実態が反映されていない。
⚫ 英国では、Dental antimicrobial stewardship : toolkit(複数のガイドラインやガイダンス、教育・トレーニングツール、
アニメーション動画等)がWebサイトに公開されている。(https://www.gov.uk/guidance/dental-antimicrobial-stewardship-toolkit)
課題
⚫ 抗菌薬使用量や使用割合より、歯科領域の医療現場では抗菌薬使用に当たりガイドラインが必ずしも厳守されていない
と推測され、更なる適正使用の推進に向けた取り組みが求められる。
⚫ 歯科領域の抗菌薬処方は、多くが歯科診療所で行われていると推測され診療所内での処方が完結するケースがある。こ
のような状況を踏まえると本質的に製薬企業等との利益相反 (COI) の考慮が必要であり、国から適正使用の情報を発信
することが必要である。
⚫ 以上を加味して、薬剤耐性(AMR)対策アクションプランにおける戦略4.1※)を基に、適正使用に向けて、抗微生物薬
適正使用の手引きに歯科領域において順守すべき事項をまとめてはどうか。
※ 「戦略4.1
医療機関における抗微生物薬の適正使用の推進」
取組:抗微生物薬適正使用(AMS)の推進に資するガイドライン・マニュアルの整備
厚生労働省に設置した「薬剤耐性(AMR)に関する小委員会」、「抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会」で必要な検討を行い、感染予防・管
理(IPC)や抗微生物薬適正使用(AMS)を引き続き推進、「抗微生物薬適正使用の手引き」の更新、内容の充実及び臨床現場での活用の推進と記載。
改訂の方針(案)
薬剤耐性(AMR)小委員会における委員の意見を反映して下記の要望を記載してはどうか。
⚫ 術後の予防投与および歯性感染症の治療に関する歯科領域感染症の範囲を明確にし記載
⚫ ペニシリンアレルギーおよび副作用の相違点を記載
⚫ 流通状況を考慮した治療薬の選定に関して記載
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