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資料2 既存の指定難病に対する医学的知見の反映について (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46002.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第73回 11/26)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第4回 11/26)(合同開催)《厚生労働省》 |
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令和7年度分の診断基準等のアップデートにより基準を満たす対象に変化がありうる疾患例
• 令和7年度分の診断基準等のアップデートについて、基本的には全体的な認定対象者は大幅に増えることが予想され
る一方、診断基準において「必須項目として臨床症状や検査所見等の追加」「除外する疾患の追加」等、また重症度
分類において「基準となる数値の明確化」等の理由から、新たな診断基準等に変更後に診断基準等を満たす対象が狭ま
る疾患が存在することが明らかとなった。
(※)令和6年11月25日時点で、以下の4疾患について、自治体より、診断基準等を満たす対象が狭まっている可能
性がある旨、連絡があった。
<診断基準>
基準を満たす対象に変化があ
りうる疾患
新たな診断基準に変更後に、基準を満たす対象が広が
ることの概要
新たな診断基準に変更後に、基準を満たす対象が狭まる
ことの概要
全身性エリテマトーデス
臨床所見及び免疫所見として認められる選択肢が追加
された。
エントリー基準で抗核抗体80倍以上が追記された。
下垂体性PRL分泌亢進症
ー
従来、PRL20ng/mlで一律に評価をしていたが、施設基
準値以上であることを確認することになった。
新たな重症度分類に変更後に、基準を満たす対象が広が
ることの概要
新たな重症度分類に変更後に、基準を満たす対象が狭ま
ることの概要
巨細胞性動脈炎
ー
従来、Ⅴ度に当てはまらない視力障害が存在する場合に
は重症度分類でIII度とされていた(※III度以上が認定
対象)が、新たな重症度分類では、良好の方の眼の矯正
視力が0.3未満の場合に重症と判断することに変更され
たため、軽度の視力障害の場合は基準を満たさなくなっ
た。
自己免疫性肝炎
プロトロンビン時間(PT-INR)≧1.3のみで重症と判断
されるようになった。
従来、肝実質の不均質化の画像検査所見が認められれば
重症とされていたが、新たな重症度分類では、臨床検査
所見と肝性脳症・肝萎縮の臨床所見で判断することに
なった。
<重症度分類>
基準を満たす対象に変化があ
りうる疾患
3
• 令和7年度分の診断基準等のアップデートについて、基本的には全体的な認定対象者は大幅に増えることが予想され
る一方、診断基準において「必須項目として臨床症状や検査所見等の追加」「除外する疾患の追加」等、また重症度
分類において「基準となる数値の明確化」等の理由から、新たな診断基準等に変更後に診断基準等を満たす対象が狭ま
る疾患が存在することが明らかとなった。
(※)令和6年11月25日時点で、以下の4疾患について、自治体より、診断基準等を満たす対象が狭まっている可能
性がある旨、連絡があった。
<診断基準>
基準を満たす対象に変化があ
りうる疾患
新たな診断基準に変更後に、基準を満たす対象が広が
ることの概要
新たな診断基準に変更後に、基準を満たす対象が狭まる
ことの概要
全身性エリテマトーデス
臨床所見及び免疫所見として認められる選択肢が追加
された。
エントリー基準で抗核抗体80倍以上が追記された。
下垂体性PRL分泌亢進症
ー
従来、PRL20ng/mlで一律に評価をしていたが、施設基
準値以上であることを確認することになった。
新たな重症度分類に変更後に、基準を満たす対象が広が
ることの概要
新たな重症度分類に変更後に、基準を満たす対象が狭ま
ることの概要
巨細胞性動脈炎
ー
従来、Ⅴ度に当てはまらない視力障害が存在する場合に
は重症度分類でIII度とされていた(※III度以上が認定
対象)が、新たな重症度分類では、良好の方の眼の矯正
視力が0.3未満の場合に重症と判断することに変更され
たため、軽度の視力障害の場合は基準を満たさなくなっ
た。
自己免疫性肝炎
プロトロンビン時間(PT-INR)≧1.3のみで重症と判断
されるようになった。
従来、肝実質の不均質化の画像検査所見が認められれば
重症とされていたが、新たな重症度分類では、臨床検査
所見と肝性脳症・肝萎縮の臨床所見で判断することに
なった。
<重症度分類>
基準を満たす対象に変化があ
りうる疾患
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