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資料4 特定機能病院における医療安全について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43385.html
出典情報 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第22回 11/27)《厚生労働省》
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特定機能病院の医療安全の現状と今後の対応
○複数の大学附属病院本院の医療安全管理上の重大事案及び集中立入検査の結果を踏まえ、特定機
能病院の医療安全管理体制・ガバナンス体制に係る承認要件の見直しを行った。(平成28年省令
改正、平成29年医療法改正、令和3年省令改正)
○一方で、特定機能病院の医療安全管理の体制は外形的には整備されつつあるが、実践内容(実際
の人員配置、医療安全上の病院内の課題の把握状況、医療事故調査制度上の報告状況等)にはば
らつきがある等、課題が残されているという指摘もあり、実態把握等が必要ではないか。

○令和6年度厚生労働科学研究において、特定機能病院の医療安全管理体制や活動内容の現状把握を行
う。(「医療機関の特性に応じて求められる医療安全活動及び必要な組織体制等に関する研究」(研究
代表者:自治医科大学 永井良三学長))
(調査項目)
1) モニタリング等について(ハイリスク領域中心)
2)関係者(管理者、医療安全管理責任者、医療安全担当者、各部門の長、部署の医療安全担当者)の背景や役割について
医療安全活動に関する経験、役割設定、活動の参画度合い、実際の活動内容等
3)監査委員会について
監査委員の専門性や知見の状況、監査の内容等
4)医療事故調査制度への報告・院内調査・再発防止策実施について
特定機能病院に義務づけられている医療安全管理部門への全死亡事例の報告の実践状況、報告された事例の医療安全管理
部門におけるスクリーニング状況、医療事故該当性の検討の状況やその記録の状況を調査等。

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