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資料2-3 日本医療政策学会 御提出資料 (3 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2409_04medical/241125/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 11/25)《内閣府》
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1. 診療内容と医師情報の紐付けに関する提案
【目的】医療提供者による診療内容のばらつきは、医療の質の改善において大きな課題で
あり、医師ごとにどのような質の医療を提供しているかを理解することが必要。
【背景】現状の公的データベースでは個々の医師と診療情報(処方・手術・入院)の紐付
けが困難である。
【課題】そのため、どのような医師がどのような診療を行っているかわからず、医療の質
を向上させるための効果的な医師レベルの政策を打つことが難しい。
海外の事例(米国)
年間手術件数と周術期死亡率

N Engl J Med 2003;349:2117-2127

日本の事例
医師の性質(経験年数・性別・専
門医など)による医療の質

他施設にわたるデータでは、外科学会の
National Clinical Databaseや一部の商用外
Arch Intern Med. 2010;170(16):1442-1449.
来医療データベースに医師情報が付属し
医師の働き方による入院医療の質
JAMA Intern Med. 2021;181(11):1461-1469. ているが、悉皆性の点で限界が大きい。
また、内科入院患者の主治医のIDや情報
同じ医師の医療の質の経時的変化
JAMA Intern Med. 2018;178(2):196-203.
は日本では利用できない。
BMJ 2022;378:e070568; Gastric Cancer. 2021;24:526–
534 (2021) JAMA Netw Open. 2024;7(10):e2440406

【提案】NDBや電子カルテデータベースへの医師ID(医籍番号など)の付加および医師統計の紐
付けによる医師情報との突合

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