不採算品再算定 適用の効果
品目概要

短期的な効果

・大臣要請に対応する形で、感染症関連剤
の優先生産の後、生産体制を整え増産を ・需要に応じた、増産体制の継続が可能と
行い、限定出荷解除に繋げた。不採算品 なり、限定出荷の解除につながった。
再算定の適用で原価率が改善し、増産に ・薬価引き上げにより、生産体制の強化
よる損失を回避できた。
（人員補充・育成）が可能となり、該当
・第1～3四半期が前年同期に比べ142％ 品目および同ライン製造品の増産にも寄
増産。(3年前同期比162％増産)
与を期待する。
・限定出荷解除に繋がった。(2024.10)

品目A

・同一成分供給：1社
(同一剤形の場合)
・顆粒剤
・販売量が多い

品目B

・同一成分供給：7社
・包装が特殊で手作業となる製造委託費、
・錠剤（1錠毎にＰＴＰ
原料費の値上げを含めても原価率が改善
を台紙で挟み込む特殊
し、供給継続が可能な利益を確保できた。
包装品）
・限定出荷解除につながった
・製造委託費、原料費の
（2024.4）
値上げ有

品目C

・同一成分供給：2社
・錠剤
・販売数量が多い

長期的な効果

・新たに製造機器（バルク・包装共）を導
・需要が多く増産を実施していたが、有効成
入し、生産ラインをすべて複数ラインにて
分含量が半分の低含量品よりも薬価が低
実施可能とする事とし、更なる増産に対
く設定されていたため、赤字が拡大していた
応を予定（2025年以降）
が改善された。
・新たな原料の追加を検討する事が出来、
・第1～3四半期は3年前に比べ31％増産
原薬の安定確保を強化予定（2025年
・限定出荷解除を近く予定
以降予定）

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