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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和6年度7月号 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2024/07/dl/202407.pdf
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和6年度7月号(11/29)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information Analysis System)

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和6年度7月号
○ 概要
(1) 令和6年度7月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 7,276 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)+5.9%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,363
円(伸び率+1.7%)であった。(→P.1,2)
調剤医療費の内訳は、技術料が 1,990 億円(伸び率+6.0%)、薬剤料が 5,271 億円
(伸び率+5.9%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 965 億円(伸び率+2.1%)であった。
(→P.4,5)

薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,330 円(伸び率+0.4%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.75 種類(伸び率▲0.5%)、27.5 日(伸び率+2.8%)、
70 円(伸び率▲1.8%)であった。(→P.8,9)

(2)

内服薬の薬剤料 4,142 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)+182 億円)を
薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 776 億
円(伸び幅+54 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の
+54 億円(総額 776 億円)であった。(→P.13~19)

(3)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

4,142 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

11 中枢神経系用薬

(+182 億円)

医薬品(776 億円)

(570 億円)

(556 億円)

0 歳以上

18.8 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(▲2.7 億円)

(5.3 億円)

(3.6 億円)

(3.0 億円)

5 歳以上

100.1 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

39 その他の代謝性

15 歳未満

(+4.1 億円)

(31.7 億円)

(27.8 億円)

医薬品(7.2 億円)

15 歳以上

1,541 億円

39 その他の代謝性

11 中枢神経系用薬

42 腫瘍用薬

65 歳未満

(+12 億円)

医薬品(291 億円)

(287 億円)

(176 億円)

65 歳以上

857 億円

39 その他の代謝性

42 腫瘍用薬

21 循環器官用薬

75 歳未満

(+4 億円)

医薬品(192 億円)

(148 億円)

(133 億円)

1,625 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

(+164 億円)

医薬品(285 億円)

(264 億円)

(211 億円)

全年齢

75 歳以上

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,363 円(伸び率
+1.7%)で、最も高かったのは高知県(11,185 円(伸び率+0.5%))、最も低かった
のは佐賀県(8,080 円(伸び率▲0.4%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは徳島県(伸び率+5.6%)、最も低かったのは沖縄
県(伸び率▲2.1%)であった。(→P.31~32)

(4)