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資料2 「出産なび」について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46445.html
出典情報 妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会(第6回 12/11)《厚生労働省》
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第5回までの検討会における主なご意見
(妊婦健診の情報について)


「出産なび」等を活用して妊婦が効率的に、かつ納得度の高い選択ができるように、全国各自治体ごとの公費補助額と施設ごとの健診にかか
る費用を一覧で可視化できるようにしてほしい。



妊婦健診にかかる費用の見える化は不可欠。



今後、「出産なび」のアップデートに当たり、出産費用だけではなくて健診の費用についても、それぞれの病院でいくらかかるのか、例えば何区
だったらどのぐらいの補助があり、補助と実際の額のギャップはこのぐらいなので、持ち出しは大体このぐらいの金額になるというところま
で分かっていると、出費がかさむ出産の前後にどのぐらいの費用が必要なのかというのが分かり、非常に安心感につながると思う。



実際に妊娠が分かって病院に受診すると、そこで1万円ちょっと払ってくださいというようなことがあり、そこから産院を決めて通い続けると
毎回母子手帳をもらうまでは数千円持ち出しがあり、妊娠が分かってから1~2か月で数万円が自分のお財布から飛んでいったというような
経験があった。これから出産費用もかかるし、教育費もかかるという中で、一番最初の段階でそれだけお金が取られると、妊婦さん、これから
経済的な不安がすごく大きくなるなということを個人としてもすごく強く体感したのを覚えている。



想定と実際の支払額にギャップがあるのは、出産費用だけでなく、健診費用についても同様なことは明らか。



妊婦健診では、交通費や公費補助対象外の健診費など想定外の自己負担が発生している。

(産後ケア事業の情報について)


多くの母子保健事業があるが、それが妊産婦に伝わっていないということが当事者からの意見で多くあったので、取組を余すことなく活用で
きるように、事業へのアクセスといったものの理解を深める取組を自治体としては積極的にお願いしたい。



将来的には、産後ケアの施設についても「出産なび」のような形で、近くの産後ケア施設がどういうところかや受入れの数を一覧で見ることが
できれば、安心して産後ケア施設を探せるようになってくる。



自治体から母子手帳をもらうときに産後ケアの説明を受けたが、それ以降の周知はまったくなかった。健診や退院前など、情報が必要なタイ
ミングでリーチすることが重要。施設の充実と認知の充実を進めてほしい。



産後ケアを含め、支援策を分かりやすく周知、活用しやすくすることが重要。



産後ケアとか産後ヘルパーに関しては、インターネット上にさえ情報がない。近くの産後ケアの施設を調べようと思っても、口コミもなく、どこ
に行ったら安心かすら分からない。産後ケアの施設もいろんな特色があるので、ニーズに応じた情報提供をしていただけると良い。



産後ケア事業のサービスがより利用しやすくなって、産後のメンタルケアや育児相談を気軽に、かつ継続的に受けやすい環境を整えてほしい。
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