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資料2 「出産なび」について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46445.html
出典情報 妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会(第6回 12/11)《厚生労働省》
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第5回までの検討会における主なご意見
(「出産なび」について)











「出産なび」により、出産費用の見える化が推進され、出産を希望による人にとって情報を入手しやすくなったと考える。
「出産なび」は産科医療機関の96%がしており、まだ公開されたばかりであることから、「出産なび」により妊産婦の行動がどう変わっていく
のかをしっかり優先して検証して、正常分娩の保険適用の議論で引き続き話していければと考えている。
出産費用だけでなく、妊娠時や産後の支援においても実態の把握を行い、見える化をした上で、費用負担とのバランスの観点からも検討が必
要ではないか。
今後議論を行うに当たっては、見える化は極めて重要。その上で、保険適用範囲や負担の在り方、また、異常分娩の定義の明確化等、様々な論
点について議論をして、さらには妊婦の方の経済的負担の軽減にいかにつなげていくかということが極めて重要である。
出産費用について、従来から大きな地域格差が存在すること、また分娩機関ごとの費用内訳がよく分からないということを伝えている。直近
の「出産なび」において一定の情報は示されているが、まだ見える化は不十分。公的な保険制度の対象とするかどうかを議論するにあたり、よ
り詳細なデータを提示して、地域格差とその要因等を明らかにすることは必須であり、検討のスタートラインとすべきだと考える。
「出産なび」により、地域にどのような分娩施設があるのかという点については見える化ができたと考えている。しかし、これだけではどのよ
うな提供内容があって、その内容に対する費用が幾らなのかといった詳細までは分からない。
「出産なび」の引き続き周知を図るとともに、アンケート調査やユーザーの声を踏まえて、掲載内容などさらなる工夫が必要である。
「出産なび」がいろいろな視点で使えるようなサイトにしていくために、項目を増やして充実してほしい。

(妊娠・出産に関する知識や情報の提供について)


第2子出産のときに助産院で、お産の進み方などを教えてもらえたのがすごくありがたかった。逆に、第1子の無痛分娩のときは、紙では配ら
れたが教えていただく機会がなく、初めての出産でかなり戸惑いがあった。そういった産前の情報提供をしていただけるとうれしい。



まだ妊娠5か月になったばかりだが、病院や自治体からこれからの流れについて簡単な用紙はいただくが、具体的に私が今から何をして、何
を考えて、何を幾ら、お金の部分も物の部分も何をどう準備すればいいのかというのが分からず、とても不安で、SNSは調べれば調べるほど
情報は得ることはできるのだが、それが正しい情報なのか確認するすべも分からなかったり、調べれば調べるほど沼にはまっていくような感
覚が今はある。正しい情報を最低限しっかり伝えていただけると、すごく安心できると思う。



つわりがどのぐらい重いのか、妊婦期間はどんなふうに過ごすのか、働けるのか、全く分かっておらず、対処法も分からなかったのが不安
だった。会陰切開が麻酔なしで行われるとネットで書いてあって、本当に皮膚を麻酔なしで切るのかという不安がものすごくあった。



自治体の両親学級は平日の午前中しか開催がなく、限られた土日の枠も予約の争奪戦に勝てるのかどうか分からず不安。自分の通っている
産院でも両親学級の開催がほとんどないので困っている。



妊娠が分かってから生まれるまでの行政の支援はほとんど記憶がない。母子手帳の交付の際に物すごい量の資料を頂いて、取りあえず捨て
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てはいけないのではないかと思って全部ファイリングして大切に抱えて帰ったというのが唯一の接点かなという感じ。