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感染症週報 2025年第3週(1月13日-1月19日) (10 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2025.html
出典情報 感染症週報 2025年第3週(1月13日-1月19日)(1/31)《国立感染症研究所》
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Infectious Diseases Weekly Report Japan

2025年 第3週
(1月13日〜 1月19日)
:通巻第27巻 第3号

〈12月コメント〉
(1月10日集計分)
◆性感染症について (2024年10〜12月、22〜25ページ「グラフ総覧」参照)
4つの性感染症(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジロー
マ、淋菌感染症)は性感染症定点医療機関(全国約1,000カ所)から毎月報告される。2024年
12月分の報告を行った性感染症定点医療機関数は976(産婦人科・産科・婦人科:481、泌尿
器科:410、皮膚科:77、性病科:8)であった。次ページ以降に、過去5年間の同時期におけ
る各性感染症の男女別定点当たり報告数との比較(図1)、男女別・年齢階級別(0歳、1〜4歳、
5〜69歳は5歳毎、および70歳以上)定点当たり報告数(図2)、15〜29歳における各性感染症
の男女別定点当たり報告数の推移(図3)、および定点当たり報告数の推移(22〜25ページ
「グラフ総覧」)を示す。
性器クラミジア感染症
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに減少
した。12月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女ともにかなり少
なかった。年齢群のピークは男女ともに20〜24歳であった。
性器ヘルペスウイルス感染症
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の定点当たり報告数と比べて、男性では減少し
たが、女性では大きな変化は認められなかった。12月の定点当たり報告数は過去5年間の
同時期と比較すると、男女ともにやや多かった。年齢群のピークは男性では25〜29歳、女
性では30〜34歳であった。また、男性では10〜14歳の報告を認めた。
尖圭コンジローマ
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の定点当たり報告数と比べて、男性では減少し、
女性では増加した。12月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女と
もに大きな変化は認められなかった。年齢群のピークは男性では25〜29歳、女性では20〜
24歳であった。
淋菌感染症
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに減少
した。12月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男性でやや少なく、女
性では大きな変化は認められなかった。年齢群のピークは男女ともに20〜24歳であった。
また、男性では10〜14歳の報告を認めた。

Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases

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