よむ、つかう、まなぶ。
感染症週報 2025年第3週（1月13日－1月19日） (13 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2025.html |
| 出典情報 | 感染症週報 2025年第3週（1月13日－1月19日）（1／31）《国立感染症研究所》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
Infectious Diseases Weekly Report Japan
2025年 第3週
（1月13日〜 1月19日）
：通巻第27巻 第3号
◆薬剤耐性菌感染症について
（2024年12月、26ページ「グラフ総覧」参照）
薬剤耐性菌感染症〔メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）感染症、ペニシリン耐性肺炎球
菌（PRSP）感染症、薬剤耐性緑膿菌（MDRP）感染症〕 は、2次医療圏毎に1カ所以上定められ
た、病床数300以上の基幹定点医療機関（全国約500カ所）から毎月報告される。2024年12月分
の報告を行った基幹定点医療機関数は479であった。
総数
800
男性
女性
600
400
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
200
年齢階級（歳）
50
図2. ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
総数
40
報告数
MDRP：定点当たり報告数0.02
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の
定点当たり報告数と比べて大きな変化は認め
られなかった。高齢者からの報告が多く、65歳
以上が全体の73%を占めていた（図3）。
図1. メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
1,000
男性
女性
30
20
10
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
PRSP：定点当たり報告数0.18
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の
定点当たり報告数と比べて増加した。過去
10年間の同月との比較では2020年、2021年、
2022年に次ぎ4番目に少なかった。小児と高齢
者からの報告が多く、5歳未満が全体の23%、
65歳以上が全体の48%を占めていた
（図2）。
薬剤耐性菌感染症の男女別・年齢階級
別報告数（2024年12月）
報告数
MRSA：定点当たり報告数2.75
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の
定点当たり報告数と比べて大きな変化は認め
られなかった。過去10年間の同月との比較では
2021年、2020年および2022年、2019年に次ぎ
4番目に少なかった。高齢者からの報告が多く、
65歳以上が全体の73%を占めていた
（図1）。
年齢階級（歳）
10
図3. 薬剤耐性緑膿菌感染症
総数
8
男性
報告数
女性
6
4
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
2
年齢階級（歳）
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
13
2025年 第3週
（1月13日〜 1月19日）
：通巻第27巻 第3号
◆薬剤耐性菌感染症について
（2024年12月、26ページ「グラフ総覧」参照）
薬剤耐性菌感染症〔メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）感染症、ペニシリン耐性肺炎球
菌（PRSP）感染症、薬剤耐性緑膿菌（MDRP）感染症〕 は、2次医療圏毎に1カ所以上定められ
た、病床数300以上の基幹定点医療機関（全国約500カ所）から毎月報告される。2024年12月分
の報告を行った基幹定点医療機関数は479であった。
総数
800
男性
女性
600
400
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
200
年齢階級（歳）
50
図2. ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
総数
40
報告数
MDRP：定点当たり報告数0.02
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の
定点当たり報告数と比べて大きな変化は認め
られなかった。高齢者からの報告が多く、65歳
以上が全体の73%を占めていた（図3）。
図1. メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
1,000
男性
女性
30
20
10
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
PRSP：定点当たり報告数0.18
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の
定点当たり報告数と比べて増加した。過去
10年間の同月との比較では2020年、2021年、
2022年に次ぎ4番目に少なかった。小児と高齢
者からの報告が多く、5歳未満が全体の23%、
65歳以上が全体の48%を占めていた
（図2）。
薬剤耐性菌感染症の男女別・年齢階級
別報告数（2024年12月）
報告数
MRSA：定点当たり報告数2.75
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の
定点当たり報告数と比べて大きな変化は認め
られなかった。過去10年間の同月との比較では
2021年、2020年および2022年、2019年に次ぎ
4番目に少なかった。高齢者からの報告が多く、
65歳以上が全体の73%を占めていた
（図1）。
年齢階級（歳）
10
図3. 薬剤耐性緑膿菌感染症
総数
8
男性
報告数
女性
6
4
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
2
年齢階級（歳）
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
13