第５章

具体的な取組

区分

課題

予防教育・
普及啓発

・本人や家族にとって必要な情報を集約し、適切な
支援につなげるための効果的な情報発信
・指導にあたる教員の養成

・都民向けフォーラム等の実施
・リーフレット等を活用した普及啓発
・情報の一元化・アクセス向上による効果的な普及啓発の実施（ポータルサイトの構築）
・動画作成、インターネット広告
等

相談・治療・
回復支援

・早期発見・早期支援に向けた体制整備
・増加傾向にある若年者に対する相談体制の整備
・治療や回復支援を担う医療機関の機能強化

・相談から治療・回復支援の各プロセスにおける機能強化（SNSを活用した相談体制の構築、
関係団体と連携した特別相談等の実施）
・治療拠点機関である昭和大学附属烏山病院において、受診後の患者支援を実施
・専門医療機関の追加選定及び受診後の患者支援 等

依存症対策の
基盤整備

・地域における支援ネットワークの充実強化
・相談、治療等を担う人材の育成

・センターにおける関係機関職員向け研修、区市町村等関係機関による連携会議の実施
・治療拠点における医療従事者向け研修及び医療機関向け連携会議の実施
・専門医療機関における連携会議の実施
等

関係事業者の
取組

・インターネット利用者へのアクセス制限等の取組
・依存症対策を行う関係団体との連携

・場外発売所への入場制限やインターネット投票の制限
・普及啓発等の取組に当たっての関係団体との連携促進

多重債務問題
等への取組

・多重債務や違法行為等、派生する問題への適切な
対応

・関係局との連携による相談や注意喚起の強化
・警視庁によるオンラインカジノの取締りの推進
・多重債務問題の情報発信 等

第６章

今後の主な方向性

等

推進体制と進行管理

〇関連施策との有機的な連携が図られるよう、関係部署において必要な連絡・調整を行うとともに、区市町村や関係機関とも連携
〇必要に応じてギャンブル等依存症対策に関連する関係者等で構成する会議を開催し、取組状況の共有や意見交換を行うなど、進行管理を実施
〇計画に関連する取組の進捗状況や国の動き、社会情勢の変化などを踏まえ、計画期間が終了する前でも必要に応じて見直しを実施