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○最適使用推進ガイドラインについて-3-1 (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00143.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第519回 4/13)《厚生労働省》 |
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臨床的に重大な中枢神経系(CNS)疾患の既往歴又は現病を有する患者*2。
*1:治験実施計画書改訂第 5.0 版において、パート B のコホート 1 及び 2 の BCMA 発現割合に係る規定が変更さ
れ、BCMA の事前測定を不要とするコホート 3 が追加された。なお、以前の版ではコホート 1 及び 2 に BCMA
発現割合 50%以上及び 50%未満の患者各 10 例を組み入れることとされていた。
*2:治験実施計画書改訂第 4.1 版において、MM-001 試験にあわせて除外基準が変更された。以前の版では中枢神
経系の疾患の既往歴を有する患者は除外されていなかった。
本品の用法及び用量又は使用方法は、パート A では抗 BCMA CAR T 細胞として 50×106 個、150
×106 個、450×106 個又は 800×106 個を目標用量として単回静脈内投与することとされた。パート B
ではパート A で決定された RP2D である抗 BCMA CAR T 細胞として 150×106 個又は 450×106 個を
目標用量として単回静脈内投与することとされた。実際の投与量は規定された目標用量の±20%ま
で許容された。
また、生体内での本品の生着及び増殖を促進することを目的として、前処置として以下の LD 化
学療法を行い、LD 化学療法の終了から 3 日後に本品を投与することとされた。また、本品の製造期
間中に病勢コントロールのための抗骨髄腫治療(ブリッジング療法)が許容された。ブリッジング
療法は LD 化学療法の開始より 14 日前までに完了することととされた。
(1)前処置の LD 化学療法
シクロホスファミド 300 mg/m2 及びフルダラビン 30 mg/m2 をいずれも 1 日 1 回、3 日間点滴静脈内
投与。また、患者の状態(腎機能障害等)に応じてフルダラビンの投与量の減量が行われた。
(2)CRB-401 試験の臨床成績
有効性について、2020 年 4 月 7 日データカットオフ時点における IMWG 基準(Lancet Oncol 2016;
17: e328-46)に基づく IRC 判定による全奏効割合の結果は表 5 のとおりであった。
表5
IMWG 基準に基づく最良治療効果(IRC 判定、本品投与集団、2020 年 4 月 7 日データカットオフ)
例数(%)
150×106~
50×106 個
150×106 個
450×106 個
800×106 個
全体
450×106 個
3例
18 例
38 例
3例
62 例
56 例
0
sCR
6(33.3)
15(39.5)
2(66.7)
21(37.5)
23(37.1)
0
0
0
0
0
0
CR
VGPR
0
1(5.6)
11(28.9)
1(33.3)
12(21.4)
13(21.0)
PR
0
1(33.3)
3(16.7)
6(15.8)
9(16.1)
10(16.1)
MR
0
0
1(5.6)
1(2.6)
2(3.6)
2(3.2)
SD
0
2(66.7)
4(22.2)
3(7.9)
7(12.5)
9(14.5)
PD
0
0
3(16.7)
2(5.3)
5(8.9)
5(8.1)
NE
0
0
0
0
0
0
1
10
32
3
42
46
奏効(sCR、CR、VGPR 又は PR)
33.3
55.6
84.2
100
75.0
74.2
全奏効割合(%)
[0.8,
90.6]
[30.8,
[68.7,
[29.2,
100]
[61.6,
85.6]
[61.5,
[95%CI*](%)
78.5]
94.0]
84.5]
*:Clopper-Pearson 法
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*1:治験実施計画書改訂第 5.0 版において、パート B のコホート 1 及び 2 の BCMA 発現割合に係る規定が変更さ
れ、BCMA の事前測定を不要とするコホート 3 が追加された。なお、以前の版ではコホート 1 及び 2 に BCMA
発現割合 50%以上及び 50%未満の患者各 10 例を組み入れることとされていた。
*2:治験実施計画書改訂第 4.1 版において、MM-001 試験にあわせて除外基準が変更された。以前の版では中枢神
経系の疾患の既往歴を有する患者は除外されていなかった。
本品の用法及び用量又は使用方法は、パート A では抗 BCMA CAR T 細胞として 50×106 個、150
×106 個、450×106 個又は 800×106 個を目標用量として単回静脈内投与することとされた。パート B
ではパート A で決定された RP2D である抗 BCMA CAR T 細胞として 150×106 個又は 450×106 個を
目標用量として単回静脈内投与することとされた。実際の投与量は規定された目標用量の±20%ま
で許容された。
また、生体内での本品の生着及び増殖を促進することを目的として、前処置として以下の LD 化
学療法を行い、LD 化学療法の終了から 3 日後に本品を投与することとされた。また、本品の製造期
間中に病勢コントロールのための抗骨髄腫治療(ブリッジング療法)が許容された。ブリッジング
療法は LD 化学療法の開始より 14 日前までに完了することととされた。
(1)前処置の LD 化学療法
シクロホスファミド 300 mg/m2 及びフルダラビン 30 mg/m2 をいずれも 1 日 1 回、3 日間点滴静脈内
投与。また、患者の状態(腎機能障害等)に応じてフルダラビンの投与量の減量が行われた。
(2)CRB-401 試験の臨床成績
有効性について、2020 年 4 月 7 日データカットオフ時点における IMWG 基準(Lancet Oncol 2016;
17: e328-46)に基づく IRC 判定による全奏効割合の結果は表 5 のとおりであった。
表5
IMWG 基準に基づく最良治療効果(IRC 判定、本品投与集団、2020 年 4 月 7 日データカットオフ)
例数(%)
150×106~
50×106 個
150×106 個
450×106 個
800×106 個
全体
450×106 個
3例
18 例
38 例
3例
62 例
56 例
0
sCR
6(33.3)
15(39.5)
2(66.7)
21(37.5)
23(37.1)
0
0
0
0
0
0
CR
VGPR
0
1(5.6)
11(28.9)
1(33.3)
12(21.4)
13(21.0)
PR
0
1(33.3)
3(16.7)
6(15.8)
9(16.1)
10(16.1)
MR
0
0
1(5.6)
1(2.6)
2(3.6)
2(3.2)
SD
0
2(66.7)
4(22.2)
3(7.9)
7(12.5)
9(14.5)
PD
0
0
3(16.7)
2(5.3)
5(8.9)
5(8.1)
NE
0
0
0
0
0
0
1
10
32
3
42
46
奏効(sCR、CR、VGPR 又は PR)
33.3
55.6
84.2
100
75.0
74.2
全奏効割合(%)
[0.8,
90.6]
[30.8,
[68.7,
[29.2,
100]
[61.6,
85.6]
[61.5,
[95%CI*](%)
78.5]
94.0]
84.5]
*:Clopper-Pearson 法
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