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資料2 重点感染症の考え方及びリスト(案) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53576.html
出典情報 厚生科学審議会 危機対応医薬品等に関する小委員会(第6回 3/5)・重点感染症作業班(第5回 3/5)(合同開催)《厚生労働省》
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重点感染症の該当性の判断要素・考慮すべき事項
Ⅰ.公衆衛生的指標
判断要素

①健康への影響

考慮すべき事項

健康への影響

• 人体への直接的・間接的影響(病原性)
• 重症度、致命率、合併症、後遺症
• 小児・妊婦への影響及び次世代に及ぶ影響(垂直感染等)の有無

感染・伝播性

• 特定地域・集団で予測レベルをこえた感染例の増加、地域や国を超
えて広がること、世界的大流行を起こし得るか、もしくは流行に一
定の規則性があり予測の範囲を超えないか
• 日本国内の環境下での広がりやすさ(地理、気候、人口動態、人口
密度等の要因)
• ヒト-ヒト感染のしやすさ(感染経路・潜伏期間等)

ヒトと動物の接点(動物由来感染症)
ベクター(節足動物媒介感染症)

• 動物からヒトへの感染性およびその動物の生息地域の分布、動物で
の流行状況
• 感染を媒介する生物の存在や分布

ゲノム変異による影響

• ゲノム変異とそれに伴う抗原性の変化による再感染リスクや既存医
薬品の効果等への影響が知られているか

発生頻度・可能性/蓋然性

• 過去に集団発生、流行(大流行)を起こした頻度および発生が起き
る蓋然性
• 過去のテロ事例の有無

②感染性・伝播性

③発生頻度・可能性
/蓋然性

④医療への負荷
⑤社会経済活動への
影響

医療への負荷

社会経済活動への影響

• 短時間で人々に影響が及ぶことで十分な医療体制整備が間に合わな
い状況が起こり得るか
• 予防及び治療の対応策があるか、投与経路等による医療負荷
• 院内感染予防の困難さ
• ヒトーヒト感染の抑制のために接触機会の低減を必要とし、社会経済
活動に甚大な影響を及ぼすか
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