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資料3-1-2 再生医療等製品感染症定期報告感染症別文献一覧表[180KB] (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53225.html
出典情報 薬事審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和6年度第2回 3/6)《厚生労働省》
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ID

3

4

感染症(PT)

出典

概要

細菌感染

【症例】20歳代でクローン病と診断され薬剤による治療が開始された59歳女
性。約5年前から在宅中心静脈栄養が必要となり、皮下埋め込み型中心静
脈アクセスポート(CVポート)が造設された。受診5日前に40℃台の発熱が出
現、受診時に右前胸部のCVポート造設部の発赤、腫脹、熱感を認めたた
め、カテーテル関連血流感染症(CRBSI)が疑われ入院となった。血液培養
検体の採取及びCVポート/カテーテルの抜去を行った後、メロペネムの投与
第93回日本感染症学
を開始した。その後、血液培養及びCVカテーテル先端部の好気培養で同一
会西日本地方会学術集
のブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌が検出され、遺伝子解析により
会第71回日本化学療
Luteibacter jiangsuensis (L.jiangsuensis )と同定した。入院6日目、メロペネ
法学会西日本支部総会
ムのMICが>8mg/Lと判明したため、レボフロキサシン(MIC<0.12mg/L)に変
(2023/11/9更した。その後臨床症状は改善を認め、CVポートを再造設し、入院18日目
2023/11/11)後研-2
に自宅退院となった。
【考察】L.jiangsuensis は2011年に中国の農薬工場の土壌より初めて検出さ
れたが、これまでにヒトへの感染例は報告されていない。Luteibacter 属によ
るヒトへの感染報告は本症例を除き2例のみ確認でき、1例は免疫不全患者
のCRBSI症例であったが、本症例のような薬剤耐性傾向は認めなかった。さ
らなる微生物学的解析や症例報告の収集が必要である。

鳥インフルエン


2024年7月3日、CDCはコロラド州にて初めて高病原性鳥インフルエンザ
(HPAI)A(H5N1)ウイルス感染のヒト症例が確認されたと発表した。これまで
に、テキサス州、ミシガン州において、A(H5N1)ウイルスに感染した乳牛と
接触した酪農従事者がHPAI A(H5N1)ウイルスに感染しており、今回の症例
も同様に、乳牛がA(H5N1)ウイルス検査で陽性となった酪農場の酪農従事
者であった。本症例はCDCが推奨する曝露者に対する監視及び検査戦略を
州が実施したことにより確認され、感染した乳牛との接触によりHPAI A
(H5N1)ウイルスに感染した症例は計4症例となった。
CDCは、特に影響を受けている州においてインフルエンザ監視システムによ
り注意深く監視を続けており、現時点でインフルエンザ症候群の監視を含
CDC ホームページ.
め、人々の間で異常なインフルエンザの兆候は見られていない。また、現時
https://www.cdc.gov/m 点で入手可能な情報に基づくと、4例目の感染は、CDCが米国の一般市民
edia/releases/2024/p- に対する、H5N1型鳥インフルエンザの人体健康リスク評価を低く評価してい
0703-4th-humanることに影響はないとされた。
case-h5.html
感染したトリや他の動物(家畜を含む)に近距離又は長時間、無防備な状態
で接触した人、又は感染したトリや他の動物によって汚染された環境に曝露
した人は、感染のリスクが高く予防策を講じる必要がある。CDCはこれまで
の活動に加え、鳥インフルエンザの予防及び症状が出た場合の対処方法に
関する情報を農業従事者に届けるため、影響を受けた地域を対象とした有
料のデジタルアウトリーチを開始した。
CDCは、HPAI A(H5N1)ウイルスによるヒトへの感染の予防、監視、公衆衛
生調査に関する暫定的な勧告を発出し、また、労働者の保護と個人用保護
具の使用に関する推奨事項も更新した。これらの推奨事項に従うことは、個
人のリスクを軽減し、全体的な公衆衛生リスクを抑制するために重要であ
る。

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