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【参考資料5】第2回および第3回「がんの緩和ケアに係る部会」における整備指針の見直しに関する対応方針等 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25188.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会 がんの緩和ケアに係る部会(第5回 4/13)《厚生労働省》
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第3回がんの緩和ケアに係る部会

苦痛のスクリーニングについて

資料3

(令和3年11月5日)

「苦痛のスクリーニング」とは、診断や治療方針の変更の時に、身体的苦痛や精神心理的苦痛、社会的
苦痛など、患者とその家族にとって重要な問題でありながらも取り上げられにくい問題について、医療従
事者が診療の場面で定期的に確認し、話し合う機会を確保すること。
(第3期がん対策推進基本計画より抜粋)
がん診療連携拠点病院の整備指針における「苦痛のスクリーニング」の記載
Ⅱ 地域がん診療連携拠点病院の指定要件について
1 診療体制ー(1)診療機能ー①集学的治療等の提供体制及び標準的治療等の提供

ウ 集学的治療及び標準的治療等を提供するに当たり、がん患者の身体的苦痛や精神心理的苦痛、
社会的な問題等のスクリーニングを、診断時から外来及び病棟にて行うことのできる体制を整
備すること。なお、院内で一貫したスクリーニング手法を活用すること。また、必要に応じて
看護師等によるカウンセリング(以下「がん患者カウンセリング」という。)を活用する等、
安心して医療を受けられる体制を整備すること。
ⅰ (1)の⑤のアに規定する緩和ケアチームと連携し、スクリーニングされたがん疼痛をはじめとす
るがん患者の苦痛を迅速かつ適切に緩和する体制を整備すること。
(がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針より抜粋)

 苦痛のスクリーニングを実施することはがん診療連携拠点病院等の要件とされている。
 本要件は、その具体的な手法等は定めておらず、苦痛を把握しようとする体制を求めてい
る。

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