よむ、つかう、まなぶ。
キオスク血圧測定を推奨する声明 (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.jpnsh.jp/topics/816.html |
出典情報 | 早朝高血圧徹底制圧宣言(4/3)《日本高血圧学会》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
日本高血圧学会
日本高血圧学会 声明
あらゆる場所での「キオスク血圧測定」を奨励する
要点 「キオスク血圧とは」
・キオスク血圧測定とは、スポーツジムや自治体施設の一角などの公共施設や職域に置
かれている自動血圧計を用いて、医療従事者の手を借りずに血圧を自己測定する行為
を指す。
・キオスク血圧計は、我が国では自動巻き付け式血圧計が相当し、健診・検診会場や病
院の待合室、薬局、また家庭での測定に至るまで幅広く用いられている。
・キオスク血圧測定の最大の特長は、多くの人々が血圧測定の機会を得ることにあり、
高血圧のスクリーニングに適している。
・キオスク血圧測定は自己測定であるため、できる限り日本高血圧学会ガイドラインが
推奨する家庭血圧の測定環境(座位安静1-2分後、排尿後)に近付け、測定場所と
時刻を記録しておくことが望ましい。
・キオスク血圧測定は、機器や測定手技・条件などさまざまな課題があるものの、国民
が自分自身の血圧を知るための優れた手段である。
・日本高血圧学会は、広く国民に血圧リスクを知っていただくため、あらゆる場所での
キオスク血圧計の設置とキオスク血圧測定を奨励し、収縮期血圧 130 mmHg 以上をリ
スクが高い血圧値の目安としている。
街角の小さな店などの場所・端末を意味する”kiosk” (以下キオスク、またキヨスクとも)は、血圧
に関連して用いる場合、そのような場所で行われる測定 (キオスク血圧測定)、またそのための血
圧計 (キオスク血圧計)を指す。
2025 年、欧州高血圧学会 (ESH)の血圧測定ワーキンググループは、国際高血圧学会 (ISH)、世
界高血圧連盟 (WHL)の賛同を得て、ステートメント総説 「Blood pressure measurement at kiosks
in public spaces」 (以下、本総説)を Journal of Hypertension 誌に発表した (J Hypertens 2025: in
1
日本高血圧学会 声明
あらゆる場所での「キオスク血圧測定」を奨励する
要点 「キオスク血圧とは」
・キオスク血圧測定とは、スポーツジムや自治体施設の一角などの公共施設や職域に置
かれている自動血圧計を用いて、医療従事者の手を借りずに血圧を自己測定する行為
を指す。
・キオスク血圧計は、我が国では自動巻き付け式血圧計が相当し、健診・検診会場や病
院の待合室、薬局、また家庭での測定に至るまで幅広く用いられている。
・キオスク血圧測定の最大の特長は、多くの人々が血圧測定の機会を得ることにあり、
高血圧のスクリーニングに適している。
・キオスク血圧測定は自己測定であるため、できる限り日本高血圧学会ガイドラインが
推奨する家庭血圧の測定環境(座位安静1-2分後、排尿後)に近付け、測定場所と
時刻を記録しておくことが望ましい。
・キオスク血圧測定は、機器や測定手技・条件などさまざまな課題があるものの、国民
が自分自身の血圧を知るための優れた手段である。
・日本高血圧学会は、広く国民に血圧リスクを知っていただくため、あらゆる場所での
キオスク血圧計の設置とキオスク血圧測定を奨励し、収縮期血圧 130 mmHg 以上をリ
スクが高い血圧値の目安としている。
街角の小さな店などの場所・端末を意味する”kiosk” (以下キオスク、またキヨスクとも)は、血圧
に関連して用いる場合、そのような場所で行われる測定 (キオスク血圧測定)、またそのための血
圧計 (キオスク血圧計)を指す。
2025 年、欧州高血圧学会 (ESH)の血圧測定ワーキンググループは、国際高血圧学会 (ISH)、世
界高血圧連盟 (WHL)の賛同を得て、ステートメント総説 「Blood pressure measurement at kiosks
in public spaces」 (以下、本総説)を Journal of Hypertension 誌に発表した (J Hypertens 2025: in
1