よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料5-1 第 4 回抗体保有調査 速報結果 令和 3 年度新型コロナウイルス感染症大規模血清疫学調査 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第80回 4/13)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

抗体保有調査(第4回)速報結果
留意点
 結果の解釈に際して下記の点に注意する必要がある。
• 一部の感染者では抗体陽転率が低いことや、一度獲得した抗体が長期的に減衰してい
く可能性が報告されており、本調査で判明した抗体陽性割合が、全ての既感染者の正
確な割合を示しているとは限らない。
• 本調査の参加者のワクチン接種率は、一般人口のワクチン接種率(内閣官房公表デー
タに基づく)よりも高く、調査参加者集団に偏りがあったことが考えられた。よって、
本調査で明らかになった抗N抗体の保有割合が、一般人口における真の抗N抗体の保有
割合を表していない可能性があることに注意する必要がある。
• 感染、発症、重症化の予防に必要となる抗S抗体の量は判明しておらず、抗S抗体陽性
者においても予防に十分な量の免疫が誘導されているかどうかについては不明である。
 第4回の調査実施期間は、2月2日~3月6日であり、これは第6波の感染者数のピークの
時期に重なっていた。
 現在、ワクチンの接種状況と抗N抗体保有割合、抗S抗体の量との関係性等について、
国立感染症研究所において解析しており、近日公表する。
 本公表結果は速報結果であり、最終的なデータは確定結果として近日公表する。