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資料1-2 先進医療B評価表(整理番号126) (1 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25067.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第132回 4/18)《厚生労働省》 |
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先進医療 B 実施計画等評価表(番号 B126)
評価委員
主担当: 真田
副担当: 佐藤
副担当: 上村(夕)
技術専門委員: 北脇
先進医療の名称
不妊症患者に対するタクロリムス投与療法
申請医療機関
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
医療技術の概要
我が国では 2017 年の時点で 45 万周期の不妊症治療が行
われている。原因不明の不妊症は全体の 10-15%を占める
と考えられていたが、近年ではその頻度が大幅に増えてい
ると推測されている。受精卵が子宮内膜に着床する際、免
疫寛容が十分に働かない事が不妊症の原因の一つと考えら
れるため、本試験では、既存の治療方法で挙児を得られな
かった患者で母体や胎児(受精卵)の双方には異常は無く、
母体-胎児間の免疫学的な異常により不妊症となっている
と考えられる方々を対象とし、免疫抑制剤であるタクロリ
ムスを投与するものである。無治療の場合(対照)の臨床
的妊娠の割合を 5%と設定し、低用量群(タクロリムス 2
㎎/日)と高用量群(タクロリムス 4 ㎎/日)の各群と対照
に関して、片側二項検定で比較することにより、重症不妊
症患者に対するタクロリムスの投与量、有用性、安全性を
検討する。
○主要評価項目:
胚移植後 3 週の臨床的妊娠の有無(経膣超音波検査によ
る胎嚢確認の割合)
○副次評価項目:
胚移植後 2 週時の生化学的妊娠(hCG)の有無(hCG20IU/
mL 以上 の割合)
(異所性妊娠は 20IU/L 以上でも「生化学
的妊娠」から除外する。)
○安全性評価項目
流産数、有害事象及び副作用の発現頻度とその程度、発
現割合、件数
○予定試験期間:
先進医療告示日~2024 年 10 月(登録期間:~2023 年 11 月)
○目標症例数:
26 例
評価委員
主担当: 真田
副担当: 佐藤
副担当: 上村(夕)
技術専門委員: 北脇
先進医療の名称
不妊症患者に対するタクロリムス投与療法
申請医療機関
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
医療技術の概要
我が国では 2017 年の時点で 45 万周期の不妊症治療が行
われている。原因不明の不妊症は全体の 10-15%を占める
と考えられていたが、近年ではその頻度が大幅に増えてい
ると推測されている。受精卵が子宮内膜に着床する際、免
疫寛容が十分に働かない事が不妊症の原因の一つと考えら
れるため、本試験では、既存の治療方法で挙児を得られな
かった患者で母体や胎児(受精卵)の双方には異常は無く、
母体-胎児間の免疫学的な異常により不妊症となっている
と考えられる方々を対象とし、免疫抑制剤であるタクロリ
ムスを投与するものである。無治療の場合(対照)の臨床
的妊娠の割合を 5%と設定し、低用量群(タクロリムス 2
㎎/日)と高用量群(タクロリムス 4 ㎎/日)の各群と対照
に関して、片側二項検定で比較することにより、重症不妊
症患者に対するタクロリムスの投与量、有用性、安全性を
検討する。
○主要評価項目:
胚移植後 3 週の臨床的妊娠の有無(経膣超音波検査によ
る胎嚢確認の割合)
○副次評価項目:
胚移植後 2 週時の生化学的妊娠(hCG)の有無(hCG20IU/
mL 以上 の割合)
(異所性妊娠は 20IU/L 以上でも「生化学
的妊娠」から除外する。)
○安全性評価項目
流産数、有害事象及び副作用の発現頻度とその程度、発
現割合、件数
○予定試験期間:
先進医療告示日~2024 年 10 月(登録期間:~2023 年 11 月)
○目標症例数:
26 例