よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2 第3期がん対策推進基本計画中間評価の概要 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25437.html
出典情報 がん対策推進協議会(第79回 4/28)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

「②患者本位のがん医療の充実」分野(2/2)
(6)希少がん、難治性がん対策(それぞれのがんの特性に応じた対策)
 希少がん対策について、取組の成果が見られる部分もあるが、患者への情報提供や医療機関の連
携について、より一層の推進が必要である。
 難治性がん対策について、がん研究を推進することで進めてきたが、評価指標がなく、次期基本
計画において、どのような評価指標を用いるか検討を行う。
(7)小児がん、AYA(※)世代のがん、高齢者のがん対策 (※)Adolescent and Young Adult:思春期と若年成人
 小児がん及びAYA世代のがん対策については、それらの特徴を考慮した対策を検討する必要が
ある。また、2021年より開始された「小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進
事業」について、普及啓発に取り組む必要がある。
 高齢者のがんについては、未だ十分な評価ができていない。次期基本計画において、どのように
位置づけていくか、引き続き検討が必要である。
(8)病理診断
 引き続き、質の高い病理診断や細胞診断を提供するための体制整備を進めていく必要がある。

(9)がん登録
 精度管理については一定の成果が見られており、さらに利活用が推進されるよう取組を進めて行
く必要がある。
(10)医薬品・医療機器の早期開発・承認等に向けた取組
 「がん研究10か年戦略」に基づき、順調に進められている。がん患者に対し、治験や臨床試験に
関する情報を提供する体制の整備についても推進が必要である。

6