第七波に向けた保健所業務の重点化・医療療養体制の強化の方針と取組
「第19回大阪府新型コロナウイルス感染症対策協議会資料（ R４.3.22 ）抜粋
【基本的な考え方】
① さらなる感染拡大を想定し、保健所が担う業務・府による一元的調整を、重点化・効率化
② 大規模な患者発生を想定し、より幅広い医療機関にコロナ対応を要請
③ ハイリスク者と高齢者施設に対する医療・療養体制を強化

方針１ 陽性者に対する、保健所を介さない健康観察・初期治療体制の確保と、保健所業務のさらなる効率化
【取組１】診療・検査医療機関等における陽性者対応（ファーストタッチ・健康観察・初期治療）の推進、診療・検査医療機関の公表・治療の実施等
【取組２】「新型コロナ関係事務処理センター」の設置
【取組３】配食サービス提供にかかる申請受付・配送手続きのワンストップ化
【取組４】「パルス配送ステーション」（仮称）の設置

方針２ 高齢者施設に対する往診・支援体制の確保と、高齢者の療養フロー（かかりつけ医⇒入院⇒転退院）の確立・徹底
【取組５】「高齢者施設等クラスター重点往診チーム」「大阪府高齢者施設等クラスター対応強化チーム(OCRT)」に加え、「高齢者施設等の往診専用ダイヤル」を設置
【取組６】高齢者施設における新型コロナウイルス感染症治療体制の協力金
【取組７】自宅、施設における外来・往診等の治療、症状悪化時の入院調整から治療後は速やかに転退院できる体制を整備

方針３ 非コロナ医療機関も含めた“オール医療”の体制構築
【取組８】新型コロナ入院患者受入体制の強化
【取組９】透析患者・妊産婦・小児の療養フローの確立・徹底、外来への感染対策設備整備補助

方針４ 圏域単位・病病連携・病診連携に軸足を置いた入院調整
【取組10】フェーズに応じた圏域内での入院調整、入院調整システムによる調整・見える化の推進など

方針５ 転退院の促進
【取組11】受入医療機関に対する長期入院患者の転退院のさらなる促進、後方支援病院における転退院患者の確実な受入れ

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