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参考資料2_連絡調整委員会(第2回)委員からの主な意見 (1 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
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参考資料2
モデル・コア・カリキュラム改訂に関する
連絡調整委員会(第3回)
R4.5.11

モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第2回)
における主な意見について

1. モデル・コア・カリキュラムキャッチフレーズ(案)について
○ 10 数年後まで今回のコアカリを使うと考えると、キャッチフレーズに出てくるべき文言
は「未来」なのか「近未来」なのか。未来という言葉ではもっと先のイメージも持つ気
がする。
○ いろいろな医療や介護に関わる多職種の中でゲートキーパー的な役割が入って大変いい
内容だと思うが、説明文が長くなっている。議論されている総量のスリム化につながら
ない印象を持った。
○ コアカリはどこに向けて発信するものかを確認したい。キャッチフレーズというには長
いので、コアカリとは何なのかというのを一般の人向けの言葉で端的に記載するのはど
うか。
○ 多様な医療人を養成するというような、医療人の方にも多様性、ダイバーシティを求め
る言葉が入るといいと思う。
○ キャッチフレーズの中に、「発展する」のような文言があるとよい。
○「未来の」の近くに「変化」「変遷し続ける」の文言を入れるといいと思う。
○「人間性」「利他的な」といった言葉が入った、重みのある医師をつくるというようなキ
ャッチフレーズがどこかにあってもいいのではないか。
2. モデル・コア・カリキュラム改訂に向けた基本方針(案)について
≪医学に関する意見≫
○ スリム化を図るとなると、
「20 年後の社会」をどのように想定するのか、まずはそこを明
確にすることが肝要かと思う。
○ 専門教育を充実し有能な医師を養成しても患者家族の痛みを感じられない医師には診察
されたくない。ぜひコアカリに人間教育、人格の陶冶について盛り込んでほしい。
○ 総合診療を目指す医師が少ないが、その一因として講座を持っていない大学があること
が考えられる。基本方針に入っている以上、総合診療に御配慮いただきたい。
○ 数年後に Student doctor が制度として出来てくると、スリム化がますます難しくなると
考える。総量の抑制に向けてきちんと目標を立てていかなければならない。
○ 医療の倫理を勉強する場をしっかり作って欲しい。
○ IOT、AI に関していわゆる統計学、疫学的な考え方をきちんと研究して、自身の診療が
EBM につながるように、情報リテラシーの考え方は重要。
○ 「アクティブラーニング」を記載してほしい。また、評価も何を知っているかではなく、
どのように学んだか、あるいはその思考を評価してほしい。そのようにすればカリキュ
ラムのスリム化も可能となる。
○ 「日本の医療の強み」を支える「日本の医学教育の強み」を検証・調査したらどうか。
日本の医学教育の良さを再認識する作業が今からの改善・改革には重要だと思う。
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