よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料2_連絡調整委員会(第2回)委員からの主な意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

≪歯学に関する意見≫
○ 「老年歯科・超高齢社会への対応」の項目は、これからの社会を考えるうえで、歯科領
域にも欠かせない内容と考える。歯科治療が処置中心の急性期治療から慢性期治療へと
変遷を遂げている中で、しっかりとコアカリに組み込んでいく必要があると思う。
○ 地域包括ケアシステムの充実のためにニーズが多様化して、歯科医療の受療が困難な方、
歯科医療機関にアクセスができない、あるいはアクセスできても治療自体が難しい方が
増えるため、そこへの対策が必要。学部教育では、とにかく基本的な部分を抑えておく
ことが重要。
○ 文科省と厚労省がしっかりと連携して、卒後研修、生涯教育、臨床研修において、一貫
した優れた医師・歯科医師の養成という視点を持って計画を立てていくことがスリム化
につながると思う。
○ 歯学の資料に「F・G 領域での発展的解消」とあるが、医科と歯科の教育の一番大きな違
いは、学士課程での技能教育だと思う。歯科のいちばん大事な技能教育をどのように考
えているのか。
○ コアカリと国家試験出題基準を比較すると、特に B 領域(社会と歯学)
・C 領域(生命科
学)に分量の違いがある。
3. 医師/歯科医師として求められる基本的な資質・能力(案)について
≪全体≫
○ 専門医機構各学会に働きかけて、資質・能力を決める前から共通化すると素晴らしいも
のができると思うのでぜひ検討いただきたい。
○ コアカリでは、新しい分野の臨床の部分が膨らんでいく傾向のあることが否めないが、
医学を学ぶ段階で、基礎医学、社会医学が重要であることを認識してもらうことが重要
だと思う。
○ コアカリを社会がどのように見るかという視点を欠くことなく、社会の要請を受けてコ
アカリを作成するという双方向の関係が大事だと思う。
○ どの項目にも人間愛が基本にあるということがわかるように示して欲しい。
≪前文≫
○ 「医療/歯科医療の質と安全の管理」を前文に持ってくるのは、資質・能力の紐づけから
外れて学修目標をつくらないことになり、まずいのではないか。
○ 「医療/歯科医療の質と安全の管理」と「プロフェッショナリズム」が前文にいっても学
習目標と紐付けるという理解でいいのか。
≪1.プロフェッショナリズム≫
○ 倫理教育については、現場で指導者が学生に気づかせるチャンスを与えることが大事だ
と思う。
≪2.総合的に患者・生活者をみる姿勢(仮)≫
○ 医師が、臨床判断において 1 個体の人が社会の中で受ける様々な要因の影響をも考慮し
なくてはならないことがわかるようにすべき。
≪4.科学的探究≫
2