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治療抵抗性うつ病に対し反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)による維持療法を先進医療で実施 (3 ページ)

公開元URL https://www.ncnp.go.jp/topics/2022/20220513p.html
出典情報 治療抵抗性うつ病に対し反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)による維持療法を先進医療で実施-国内外初、最大規模(300例)の医師主導の臨床研究の開始-(5/13)《国立精神・神経医療研究センター》
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■用語解説
・先進医療
先進医療とは、患者さんの①安全性の確保、②負担増大の防止、③治療選択肢の拡大、④利便性
の向上という観点から、有効性、安全性を確保するために、施設基準を設定し、承認された保険医
療機関で、将来的な保険導入のための評価を行うものとして保険診療との併用を認める制度です。
・経頭蓋磁気刺激(transcranial magnetic stimulation: TMS)
ファラデーの電磁誘導の法則を応用して生体を非侵襲的に直接刺激する技術です。コイルに瞬間
的に電流を流し周囲に形成される変動磁場に伴う渦電流によってニューロンを刺激します。規則的
な刺激を反復して行うものを反復経頭蓋磁気刺激(repetitive TMS: rTMS)と呼び、精神神経疾患
の治療に応用されています。

反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)適正使用指針
(日本精神神経学会 2018 年)

■先進医療実施届出情報(参考)
・研究名称:
治療抵抗性うつ病への反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)による維持療法:多施設、前向
3
国立研究開発法人

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)