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資料2-1 先進医療Bの総括報告に関する評価表(告示番号旧2) (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25542.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第133回 5/19)《厚生労働省》 |
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○安全性の評価結果:
重篤な有害事象は、白内障1件と白血球減少症(好中球減少症)1
件のみであり、本治療との因果関係は否定的であり、安全性におい
て懸念される事象は認めなかった。
○結論:
重症低血糖発作を伴うインスリン依存性糖尿病に対する脳死ドナ
ー又は心停止ドナーからの膵島移植は、重症低血糖発作を消失さ
せ、血糖値を安定させる治療であることが示唆された。本臨床試験
は、膵島移植に関する本邦初の多施設共同臨床試験であり、この結
果は、本治療が一般的に実施される上で極めて重要な意義を有する
と思われる。
※海外での膵島移植の普及や成績の改善と、本臨床研究の結果を資
料とし、日本移植学会より膵島移植を保険収載とするための医療技
術評価提案が行われた結果、本技術の有用性を示せるデータと判断
され、2020年4月に「同種死体膵島移植術」として保険収載された。
臨 床 研 究 UMIN ID:000003977/jRCTa021190016
登録ID
主担当: 松山構成員
有効性
A.従来の医療技術を用いるよりも、大幅に有効であ
る。
B.従来の医療技術を用いるよりも、やや有効である。
C.従来の医療技術を用いるのと、同程度である。
D.従来の医療技術を用いるよりも、劣る。
E.その他
コメント欄:
主要エンドポイントである『初回移植から 1 年後(365 日±14 日後)に HbA1c 値
(NGSP 値)<7.4%であり、かつ初回移植後 90 日から移植後 365 日にかけて重症低血
糖発作が消失した患者の割合』は 75%(6 例/8 例)であった。重症低血糖発作は
インスリン治療でもなかなか改善できない症状であり、75%も改善したとの成績
から、A とさせていただいた。
重篤な有害事象は、白内障1件と白血球減少症(好中球減少症)1
件のみであり、本治療との因果関係は否定的であり、安全性におい
て懸念される事象は認めなかった。
○結論:
重症低血糖発作を伴うインスリン依存性糖尿病に対する脳死ドナ
ー又は心停止ドナーからの膵島移植は、重症低血糖発作を消失さ
せ、血糖値を安定させる治療であることが示唆された。本臨床試験
は、膵島移植に関する本邦初の多施設共同臨床試験であり、この結
果は、本治療が一般的に実施される上で極めて重要な意義を有する
と思われる。
※海外での膵島移植の普及や成績の改善と、本臨床研究の結果を資
料とし、日本移植学会より膵島移植を保険収載とするための医療技
術評価提案が行われた結果、本技術の有用性を示せるデータと判断
され、2020年4月に「同種死体膵島移植術」として保険収載された。
臨 床 研 究 UMIN ID:000003977/jRCTa021190016
登録ID
主担当: 松山構成員
有効性
A.従来の医療技術を用いるよりも、大幅に有効であ
る。
B.従来の医療技術を用いるよりも、やや有効である。
C.従来の医療技術を用いるのと、同程度である。
D.従来の医療技術を用いるよりも、劣る。
E.その他
コメント欄:
主要エンドポイントである『初回移植から 1 年後(365 日±14 日後)に HbA1c 値
(NGSP 値)<7.4%であり、かつ初回移植後 90 日から移植後 365 日にかけて重症低血
糖発作が消失した患者の割合』は 75%(6 例/8 例)であった。重症低血糖発作は
インスリン治療でもなかなか改善できない症状であり、75%も改善したとの成績
から、A とさせていただいた。