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資料9 過去に開発要請を行った医薬品に関する医療上の必要性の再検討について (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00023.html |
出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第51回 6/8)《厚生労働省》 |
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(別紙)
医療上の必要性の再検討の申し入れについて
製造販売業者名
医 療 上 の 要望番号
必 要 性 の 医薬品名
再 検 討 を 要望された
申 し 入 れ 効能・効果
る 要 請 の 要望者
概要
開発要請
要請された
効能・効果
申し入れ理由
富士フイルム富山化学株式会社
要望番号;II-7
3-ヨードベンジルグアニジン( 131I)
甲状腺髄様癌
個人
2022 年 1 月
甲状腺髄様癌
甲状腺髄様癌に関して,以下の理由により開発企業の公募が行
われた 2013 年 1 月時点と比較して,現時点における医療上の
必要性が低下したと考えた。
(1) 本邦において複数の薬剤が甲状腺髄様癌を含む効能効果で
製造販売承認されたため。
本邦では,開発企業の公募が行われた 2013 年 1 月時点で
は甲状腺髄様癌に対して効能効果を有する薬剤はなかった
が,現在では以下の薬剤が製造販売承認されている。
バンデタニブ:
「根治切除不能な甲状腺髄様癌」
(2015 年
9 月)
レンバチニブ:
「根治切除不能な甲状腺癌」
( 2015 年 3 月)
ソラフェニブ:
「根治切除不能な甲状腺癌」
( 2016 年 2 月)
セルペルカチニブ:「RET 遺伝子陽性の根治切除不能な
甲状腺髄様癌」(2022 年 2 月)
(2) 本邦の診療ガイドラインにおいて,再発/進行/遠隔転移例の
甲状腺髄様癌に対する治療方針が変化したため。
日本内分泌外科学会/日本甲状腺外科学会の甲状腺腫瘍診
療ガイドライン 2010 年版では,再発/遠隔転移例の甲状腺
髄様癌に対する対処として,手術,外照射療法,ラジオ波
焼灼療法,塞栓術などが行われるとした上で,その他の治
療選択肢とし 3-ヨードベンジルグアニジン( 131I)(以下,
131
I-MIBG)による治療が施行可能と記載されていた。しか
しながら,最新の 2018 年版では 131I-MIBG による治療の記
載はなく,代わって進行/再発例に対するマルチキナーゼ阻
害薬のバンデタニブの使用を強く推奨し,レンバチニブ及
びソラフェニブの使用も推奨している。
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医療上の必要性の再検討の申し入れについて
製造販売業者名
医 療 上 の 要望番号
必 要 性 の 医薬品名
再 検 討 を 要望された
申 し 入 れ 効能・効果
る 要 請 の 要望者
概要
開発要請
要請された
効能・効果
申し入れ理由
富士フイルム富山化学株式会社
要望番号;II-7
3-ヨードベンジルグアニジン( 131I)
甲状腺髄様癌
個人
2022 年 1 月
甲状腺髄様癌
甲状腺髄様癌に関して,以下の理由により開発企業の公募が行
われた 2013 年 1 月時点と比較して,現時点における医療上の
必要性が低下したと考えた。
(1) 本邦において複数の薬剤が甲状腺髄様癌を含む効能効果で
製造販売承認されたため。
本邦では,開発企業の公募が行われた 2013 年 1 月時点で
は甲状腺髄様癌に対して効能効果を有する薬剤はなかった
が,現在では以下の薬剤が製造販売承認されている。
バンデタニブ:
「根治切除不能な甲状腺髄様癌」
(2015 年
9 月)
レンバチニブ:
「根治切除不能な甲状腺癌」
( 2015 年 3 月)
ソラフェニブ:
「根治切除不能な甲状腺癌」
( 2016 年 2 月)
セルペルカチニブ:「RET 遺伝子陽性の根治切除不能な
甲状腺髄様癌」(2022 年 2 月)
(2) 本邦の診療ガイドラインにおいて,再発/進行/遠隔転移例の
甲状腺髄様癌に対する治療方針が変化したため。
日本内分泌外科学会/日本甲状腺外科学会の甲状腺腫瘍診
療ガイドライン 2010 年版では,再発/遠隔転移例の甲状腺
髄様癌に対する対処として,手術,外照射療法,ラジオ波
焼灼療法,塞栓術などが行われるとした上で,その他の治
療選択肢とし 3-ヨードベンジルグアニジン( 131I)(以下,
131
I-MIBG)による治療が施行可能と記載されていた。しか
しながら,最新の 2018 年版では 131I-MIBG による治療の記
載はなく,代わって進行/再発例に対するマルチキナーゼ阻
害薬のバンデタニブの使用を強く推奨し,レンバチニブ及
びソラフェニブの使用も推奨している。
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