よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○医療機器及び臨床検査の保険適用について_総-1-1 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00153.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第523回 6/15)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

製品概要
1 販売名

AccuSafe経中隔穿刺ワイヤ

2 希望企業

ジェイソル・メディカル株式会社

3 使用目的

本品は、経心房中隔壁的にカテーテルを右房より左房に挿入する場合に
使用する心房中隔壁穿刺用の穿刺針である。(必要に応じ、専用のカニ
ューラを使用する)穿刺後、先端はJ型になるため、ガイドワイヤとして使
用できる。
出典:企業提出資料

製品特徴

• 検査や治療を目的として、右心房から左心房へカテーテルを挿入す
る必要がある疾患や病態(心房細動等)が本品の適用となる。
• 既存品より針先を細く尖った形状にすることで穿刺に必要な力が削
減され、穿刺後に針先をJ型にすることで誤穿刺の防止を図っている。
• 穿刺後、先端がJ型となりガイドワイヤとして機能するため、ガイドワ
イヤの刺し抜き手順を省けることができ、手技プロセスの簡素化が可
能。
先端形状の違い(既承認品と本品)

4 構造・原理

本品の穿刺後の先端形状

臨床上の有用性
• 本品を使用した物理的穿刺で実施した43例の報告では、平均X線被
ばく時間及び平均手技時間は2.75分及び51.7分であり、既承認品と
比較して短いことが示唆された。
BRK穿刺針

RFニードル

本品

平均X線被爆時間

4.8分

3.0分

2.75分

平均手技時間

216分

216分

51.7分

穿刺成功率

98.8%

99.8%

98.3%

• 本品の穿刺成功率は98.3%(580/590例)であり、既存手技と同等で
あった。加えて、上記の590症例において本品による術中合併症は認
められなかった。

5