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資料1-1 先進医療Bの総括報告に関する評価表(告示番号旧23) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26038.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第135回 6/16)《厚生労働省》
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主担当: 上村(尚)構成員
有効性

A.従来の医療技術を用いるよりも、大幅に有効であ
る。
B.従来の医療技術を用いるよりも、やや有効である。
C.従来の医療技術を用いるのと、同程度である。
D.従来の医療技術を用いるよりも、劣る。
E.その他

コメント欄:
主要評価項目である無増悪生存期間の 80%信頼下限が閾値である 6 ヶ月を越え
なかった。副次評価項目である全生存期間中央値は 14.7 ヵ月(95% CI 9.7-18.2)
であったが、これまで実施されてきた試験との直接的な比較は困難であり、少なく
とも従来の医療技術と比較して優越性を論じるのは難しく、従来の医療技術を用
いるのと同程度と保守的にみつもった。少なくとも第 3 相試験に進むに値する結
果ではないと判断した。

安全性

A.問題なし。(ほとんど副作用、合併症なし)
B.あまり問題なし。(軽い副作用、合併症あり)
C.問題あり。(重い副作用、合併症が発生することあ
り)
D.その他

コメント欄:
安全に実施することは可能とはいえ、FOLFIRINOX 療法として予想される範囲で
の重い副作用、合併症が発生することはある。問題ありとまでは言えないにして
も、少なくとも安全性の観点からみて、従来の医療技術と比較して優れているとは
言えないので “その他”とした。

技術的成熟度

A.当該分野を専門とし、経験を積んだ医師又は医師の
指導の下であれば実施できる。
B.当該分野を専門とし、数多くの経験を積んだ医師又
は医師の指導の下であれば実施できる。
C.当該分野を専門とし、かなりの経験を積んだ医師を
中心とした体制をとっていないと実施できない。
D.その他

コメント欄: