モニタリング項目

グラフ

6 月 23 日 第 90 回モニタリング会議のコメント
ケ）都内の小学校において、インフルエンザによる臨時休業措置（学年閉鎖）がとられた。インフルエンザとの
同時流行の可能性に備え、今後の対応を早急に検討しておく必要がある。

①－２

今週の報告では、10 歳未満 15.2％、10 代 13.2％、20 代 18.3％、30 代 18.2％、40 代 16.5％、50 代 9.7％、
60 代 3.9％、70 代 2.9％、80 代 1.6％、90 歳以上 0.5％であった。
【コメント】
ア）新規陽性者数に占める割合は、20 代が 18.3％と最も高く、次いで 30 代が 18.2％となった。30 代以下の割
合が 64.8％と、高い値で推移している。これまでの感染拡大時の状況では、まず若年層に感染が広がり、その
後、中高年層に波及しており、引き続き警戒が必要である。保育所・幼稚園、学校生活及び職場における感染
防止対策の徹底が求められる。
イ）若年層及び高齢者層を含めたあらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を、都民一人ひと
りがより一層強く持つよう、改めて啓発する必要がある。

① 新規陽性者数

①－３
①－４

①－５
－ア
①－５
－イ

(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、前週（6 月 7 日から 6 月 13 日まで（以下「前週」という。）
の 733 人から、今週は 729 人となり、その割合は 6.6％となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 99 人/日から 6 月 22 日時点で約 121 人/日に増加した。
【コメント】
ア）重症化リスクの高い 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、継続して減少していたが、今回は増加して
おり、今後の動向に注意する必要がある。
イ）医療機関での入院患者や高齢者施設等における入所者も、基本的な感染防止対策を徹底・継続する必要が
ある。
(1) 今週、感染経路が明らかだった新規陽性者の感染経路別の割合は、同居する人からの感染が 70.9％と最も多
かった。次いで施設（施設とは、「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院、保育所、学校等の教育施
設等」をいう。）及び通所介護の施設での感染が 15.6％、職場での感染が 5.0％であった。
(2) 今週も高齢者施設、教育施設、職場での感染例が見られている。1 月 3 日から 6 月 12 日までに、都に報告
があった新規の集団発生事例は、福祉施設（高齢者施設・保育所等）2,156 件、学校・教育施設（幼稚園・学
校等）728 件、医療機関 228 件であった。
【コメント】
ア）少しでも体調に異変を感じる場合は、外出、人との接触、登園・登校・出勤を控え、発熱や咳、痰、咽頭痛、
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