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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (5 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021756.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第90回 6/23)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ


② #7119 における
発熱等相談件数

6 月 23 日 第 90 回モニタリング会議のコメント
(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 54.6 件/日から、6 月 22 日時点で 63.1 件/日に増加
した。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の約 950 件/日から、6 月 22 日時点で約 1,105
件/日に増加した。
【コメント】
発熱等相談件数の 7 日間平均は高い値で推移している。引き続き#7119 と発熱相談センターの連携を強化し
ていく必要がある。
新規陽性者における接触歴等不明者数は、感染の広がりを反映する指標であるだけでなく、接触歴等不明な
新規陽性者が、陽性判明前に潜在するクラスターを形成している可能性があるのでモニタリングを行っている。

③-1

③ 新規陽性者にお
ける接触歴等不明 ③-2
者数・増加比

(1) 接触歴等不明者数は、7 日間平均で前回の 945 人/日から、6 月 22 日時点で約 1,033 人/日となった。
(2) 今週の接触歴等不明者数の合計は 6,833 人で、年代別の人数は、10 代以下が 1,680 人と最も多く、次いで 20
代 1,563 人、30 代 1,237 人の順である。
【コメント】
接触歴等不明者数は、依然として高い値で推移している。接触歴等不明者の周囲には陽性者が潜在している
ことに注意が必要である。
新規陽性者における接触歴等不明者の増加比が 100%を超えることは、感染拡大の指標となる。6 月 22 日時
点の増加比は約 109%となった。5 月 18 日以降、100%を下回って推移してきた増加比は、今回 100%を上回っ
た。
【コメント】
感染経路が追えない第三者からの潜在的な感染を防ぐため、基本的な感染防止対策を引き続き徹底すること
が重要である。

③-3

(1) 今週の新規陽性者に対する接触歴等不明者の割合は、前週の約 61%から同じく約 61%となった。
(2) 今週の年代別の接触歴等不明者の割合は、20 代が約 77%と高い値となっている。
【コメント】
80 代以上を除く全ての世代で、接触歴等不明者の割合が 50%を超えている。特に 20 代では約 77%と、行動
が活発な世代で高い割合となっている。
-5-