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資料1 直近の感染状況等の分析と評価 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第88回 6/23)《厚生労働省》 |
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<今後の見通しと必要な対策>
○ 感染状況について
• 新規感染者数について、全国的には一部の地域を除いて減少傾向が続いているが、その減少幅は鈍化しつつある。地域別に見
ると、減少を続けている地域もあれば、横ばい又は増加の兆しが見られる地域もあるなど、感染状況の推移に差が生じている。
特に、一部の人口規模が小さい地域では、クラスターの発生による新規感染者数の急増が見られる。また、沖縄県では横ばいや
微増を繰り返しつつも減少傾向が続いているが、足下の数日は増加していることに加え、他の地域と比べて人口あたりの感染者
数が多い状況が続いているため、今後の感染状況の動向について特に注視が必要。
• 年代別の新規感染者数では、全国的には全ての年代で微減又は減少が継続しており、地域別で見ても概ね同様の傾向が見られ
るが、一部の地域では増加している年代も見られる。
• 新規感染者の感染場所について、学校等における割合が減少傾向にあるものの、依然として高い割合で推移している。また、足
下の数日では、保育所等における割合が増加基調となっている。
• 今後の感染状況について、大都市における短期的な予測では急激な増加は見込まれていないものの、①ワクチンの3回目接種
と感染により獲得された免疫には徐々に減衰していくこと、②7月以降は梅雨明け、3連休や夏休みの影響もあり、接触の増加等
が予想されること、③オミクロン株の新たな系統への置き換わりの可能性もあること等から、今後は感染者数の増加も懸念される
ところであり、医療提供体制への影響も含めて注視していく必要がある。
○ 感染の増加要因と抑制要因について
感染状況には、以下のような感染の増加要因と抑制要因の変化が影響するものと考えられる。
【接触パターンについて】夜間滞留人口について、1週間ごとに増減を繰り返す地域もあれば、継続して増加する地域もある。これ
らの中には、昨年末のピークに迫る地域や超える地域もあるため、今後の感染状況への影響に注意が必要。
【流行株について】BA.2系統へ概ね置き換わっており、BA.1系統が優位であった時期と比較すると、減少スピードが遅れる一要因
となり得る。また、BA.2.12.1系統、BA.4系統及びBA.5系統が国内でも検出されており、モニタリングの継続が必要。
【ワクチン接種等について】3回目接種が進んでいるが、3回目接種から一定の期間が経過することに伴い、感染予防効果は、より
早く接種を受けた人から今後減弱していくことが予想され、留意が必要。また、これまでの感染により獲得した免疫についても、
今後徐々に減弱することが予想される。
【気候要因について】気温が上昇する時期は、換気を行いやすい気候条件になる。しかし、気温の上昇や降雨によって屋内での活
動が増える場合もある。
○ 医療提供体制について
• 沖縄県では、入院者数や病床使用率は横ばいから微増の状況にある一方、重症病床使用率は概ね減少傾向となっている。全国
的には、これまでの新規感染者数の減少の動きに伴い、一部の地域を除いて病床使用率が減少が続いている。
• 救急搬送困難事案については、非コロナ疑い事案、コロナ疑い事案ともに全国的に減少傾向が続いている。
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○ 感染状況について
• 新規感染者数について、全国的には一部の地域を除いて減少傾向が続いているが、その減少幅は鈍化しつつある。地域別に見
ると、減少を続けている地域もあれば、横ばい又は増加の兆しが見られる地域もあるなど、感染状況の推移に差が生じている。
特に、一部の人口規模が小さい地域では、クラスターの発生による新規感染者数の急増が見られる。また、沖縄県では横ばいや
微増を繰り返しつつも減少傾向が続いているが、足下の数日は増加していることに加え、他の地域と比べて人口あたりの感染者
数が多い状況が続いているため、今後の感染状況の動向について特に注視が必要。
• 年代別の新規感染者数では、全国的には全ての年代で微減又は減少が継続しており、地域別で見ても概ね同様の傾向が見られ
るが、一部の地域では増加している年代も見られる。
• 新規感染者の感染場所について、学校等における割合が減少傾向にあるものの、依然として高い割合で推移している。また、足
下の数日では、保育所等における割合が増加基調となっている。
• 今後の感染状況について、大都市における短期的な予測では急激な増加は見込まれていないものの、①ワクチンの3回目接種
と感染により獲得された免疫には徐々に減衰していくこと、②7月以降は梅雨明け、3連休や夏休みの影響もあり、接触の増加等
が予想されること、③オミクロン株の新たな系統への置き換わりの可能性もあること等から、今後は感染者数の増加も懸念される
ところであり、医療提供体制への影響も含めて注視していく必要がある。
○ 感染の増加要因と抑制要因について
感染状況には、以下のような感染の増加要因と抑制要因の変化が影響するものと考えられる。
【接触パターンについて】夜間滞留人口について、1週間ごとに増減を繰り返す地域もあれば、継続して増加する地域もある。これ
らの中には、昨年末のピークに迫る地域や超える地域もあるため、今後の感染状況への影響に注意が必要。
【流行株について】BA.2系統へ概ね置き換わっており、BA.1系統が優位であった時期と比較すると、減少スピードが遅れる一要因
となり得る。また、BA.2.12.1系統、BA.4系統及びBA.5系統が国内でも検出されており、モニタリングの継続が必要。
【ワクチン接種等について】3回目接種が進んでいるが、3回目接種から一定の期間が経過することに伴い、感染予防効果は、より
早く接種を受けた人から今後減弱していくことが予想され、留意が必要。また、これまでの感染により獲得した免疫についても、
今後徐々に減弱することが予想される。
【気候要因について】気温が上昇する時期は、換気を行いやすい気候条件になる。しかし、気温の上昇や降雨によって屋内での活
動が増える場合もある。
○ 医療提供体制について
• 沖縄県では、入院者数や病床使用率は横ばいから微増の状況にある一方、重症病床使用率は概ね減少傾向となっている。全国
的には、これまでの新規感染者数の減少の動きに伴い、一部の地域を除いて病床使用率が減少が続いている。
• 救急搬送困難事案については、非コロナ疑い事案、コロナ疑い事案ともに全国的に減少傾向が続いている。
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