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資料2_第1回検討会における主なご意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23451.html
出典情報 ワクチンの流通情報の基盤整備に向けた検討会(資料)(1/19)《厚生労働省》
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主な意見
(ワクチンの偏在の確認方法について)
⚫ ワクチンの偏在について、それが偏在なのかどうかということをどうやって確認するのかは課題。例えば過去の納入実績が低いけれども、
現時点で過去の2倍になっていますといっても、それが本当に偏在なのかあるいは過剰の発注しているのかということまではわからない。
実際には予約状況だとか、あるいは接種実績だとか、あるいは医療機関における在庫量だとかで、医療機関内で消費される量を把
握しないといけないのでは。
➢ 毎年約100万人の子どもが生まれており、月次の出生数は例年さほど変動なく、接種スケジュールは概ね決まっているため、需
要の波は、対前年度で大体同じになる。そのため、対前年度と比べた接種実績が、従来であれば100%近くとなっているはず
であるのに、低くなっていれば、何かしらの理由、ワクチンが届かないということによる弊害が出ている、というようなモニタリング指標
になるのではないか。一方で、接種実績が医療機関から市町村に連携され市町村が把握ができるのに1、2ヶ月かかるため、少
し遅い情報になる。それを考えても、卸の納入実績は一つのモニタリングの代替指標になると思う。(事務局)

⚫ ワクチン不足には、そういう医療機関において不適切にたくさん抱え込んでしまっているというようなものがもし仮にあるとすれば、そこは最
終的にしっかり公表し、不適切を是正し、貴重な資源ですから、最終的に無駄になるということは何としてでも避けないといけないと思う。
そのあたりも最終的に合意を形成しなければならないが、公表によって大いに改善できるのではないか。
➢ 昔は確かにたくさんの在庫を抱え込んでいる施設が存在していたかもしれないが、今ほとんど生じていないと認識している。もし仮
にそういうことがあるのであれば、基本は前年度比実績で、納入実績が大きく突出している施設をデータ上把握し、そこにワクチ
ン外来を新たに開設した等、そういう必然性のある理由がない場合には、在庫の確認等のコミュニケーションをしていくという方法
がよいのではないか。

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